野球選手にとって必要な「強さ」とは筋力のことではない

「強い」とは重いものを持ち上げられることではない

一般的にスポーツ選手の概念として、「強い」とは「重いものを持ち上げられる」「腕力がある」、というふうに捉えられがちです。

野球選手でも同様で、体が「強い」選手というのは、筋トレにおいて重たいものが持ち上げられることと思っている傾向があります。

ベンチプレスなんかがその典型的な例です。

しかし、それは本当の強さなのでしょうか?

野球選手が重たいものを持ち上げることができればそれでいいのでしょうか?

本当の「強さ」とは何なのか

私が定義する野球選手の「強さ」とは、

【投手】
延長18回まで投げ抜いても、翌日復活してまた投げられる、何回投げてもばてない、何回投げても球威が落ちない選手
【打者】
スイングした時に軸がぶれない、力強いスイングができる、遠くに飛ばせるというような選手

のことを指していると考えています。

決して筋トレの数値が凄かったり、ランニングが長時間できる選手ではありません。

たしかに、中には筋トレもできて、ランニングもはやく、パフォーマンスもよく、沢山投げられる、しっかり振れるという選手はごく稀にいます。

しかし、反対に筋トレやランニングはすごいのに、怪我ばかり、投げればすぐばてて3イニングしか持たない、バットを振ってもフラフラする選手、こういった選手は少なくはないと思います。

この事実を前にして

沢山投げれないから筋トレや走り込みが足りない
バットを振ればフラフラするから足腰がしっかりしていない

と考えることは適切なのでしょうか?

私は違うように思います。

真面目な選手ほど陥りがち

さらにこれらは真面目な選手ほど多い傾向にあると思っています。

と考えた時、真面目に、地道に筋トレやランニングをした結果、筋肉の質が変化してしまい、スタミナがなくなってしまったのではないかと思います。

質とは、本来はトレーニングをしたら、回復をするという能力が人間には備わっています。

しかし、トレーニングを沢山やりすぎた結果、回復する前にトレーニング、回復する前にトレーニングを行ったことが原因で、「フレッシュな状態に戻ることができない筋肉となってしまった」ということが考えられます。

筋肉が成長するには

休養と栄養と破壊が必要

です。

この中の休養の部分が足りないことによって、真面目に沢山トレーニングやランニングを、過度にやりすぎたために筋肉として弱くなってしまったということです。

この「弱く」とは思いものを持ち上げられなくなったという意味ではありません。

沢山の重りは持ち上げられるのに、投げられる投球回数は減ってしまったという本末転倒の状態に陥ってしまったことになります。

強くなるために、沢山のイニングが投げれるようになるために、練習する必要があるのではないでしょうか。

それは選手本人しか調整がききません。

そのためには、あなたにとって必要な「強さ」とは何なのか、しっかりした定義を持っている必要があります。

そうすれば答えは明白になってくるのではないでしょうか。

練習が本末転倒の出来事にならないよう日々注意して練習に取り組んでくださいね。

あなたの「強さ」とは何ですか?

 

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