インナーマッスルがなぜ大切か知っていますか? ~よく分からず鍛えている人ばかりの野球界~

野球選手にインナーマッスルが大切なワケ

昨今の野球界では、インナーマッスルの大切さについて叫ばれるようになっています。

しかし、そのインナーマッスルがどういった筋肉なのかを語られることは少なくないでしょうか。(『インナーマッスルを鍛えても意味がない?! ~インナーマッスルの正体~』)

インナーマッスルの特性については過去に記した記事があるので上のリンクより確認してください。

特性を理解した上で、インナーマッスルがなぜ大切なのでしょうか。

インナーマッスルというのは1つの筋肉を指しているわけではなく、体中にたくさん存在しています。

まず、インナーマッスルを語る上で大切な考え方があります。

それは、

アウターマッスルやインナーマッスルがそれぞれ独立した形で大切であるということではない

ということです。

つまり、両方がバランスよくあることが大切だということです。

しかしながら人間は表面的なところ、目で認識できるところに意識がいってしまいがちです。

つまり、

アウターマッスルにフォーカスすることが多いため、インナーマッスルへの意識付けがどうしても乏しくなってしまうという

ことです。

そのため、インナーマッスルを意識するようにしないとバランスが崩れるため、大切であるといわれるようになった経緯があります。

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インナーマッスルが単体で大切なわけではない

しかし先ほども記したように、人間の体は、

動作には様々な筋肉や関節の連動が重要

なため、インナーマッスルだからアウターマッスルだからといって、どちらの方が大切だということはありません。

インナーマッスルに意識をおきながら、ダイナミックな動きを意識することで、バランスの良い身体の状態を実現することができます。

いわゆるインナーマッスルといわれるものは、肩関節、股関節、体幹などに多く存在しており、繊細に意識しなければ感じることができません。

例えば、内臓の動きをすぐに感じることができるでしょうか?

なかなか感じられる方は少ないのですが、意識をすれば、内臓の動きも感じられるようになります。

内臓の動きを感じることができる人にとっては、骨格筋であるインナーマッスルを感じることはそれほど難しいものではありません。

またこれらが感じられるようになることで、練習量はグンと減り、効率的な練習へと変化することもできてしまいます。

某芸能人(10種競技の日本チャンピオン)は、

「私はスポーツの練習はほとんどしない。自分が動きやすいような動きを身体に常に聞きながらトレーニングをすることでパフォーマンスを高められる」

と言っています。

何も考えずに、ただただ練習することは非常に簡単で楽なことです。

体だけ動かしていれば「よく練習する、努力家だ」などと言われ、見栄えは良いと思います。

しかし、スポーツは結果が全ての世界です。

そのためには、インナーマッスルの重要性、もといインナーマッスルとアウターマッスルのバランスの良いことの重要性を追求しましょう。

身体を動かす練習ではありませんが、人間の動作の核になるような部分なのでどんなスポーツでも大切なことです。

そのためにもインナーマッスルへ意識を向けることが大切です。

とはいえインナーマッスルを鍛えることは間違っていると知っておいてください(『インナーマッスルを鍛えることのデメリット』)。

野球肩や肩関節について学びたい方は以下の記事をご参考ください。

野球肩が治らない人は必読~治療法・予防法まとめ~

肩を痛める理由と原因~野球肩の痛みがとれない本当のトコロ~

野球肩まとめ2


現状の野球界では、ここに記した内容のような人間の「身体」、野球界では考えられない「常識」に関する知識を勉強できる場所がありません。

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