投手が風向きを利用すると勝率が上がる?! ~あなたは風向きを考えるか~

風向きで投げる球種を使い分けろ!

球春到来真っ只中です!

社会人野球の「スポニチ杯」、春の「選抜高校野球」、プロ野球の「ペナントレース」も始まり、ここから11月くらいまでは怒涛の野球シーズンです。

この春は風と気温の高低差の戦いでもあります。

ここで体調を崩してしまっては元も子もありませんのでいつも以上に気をつけてくださいね。

さて、そんな春には、寒さによる手のかじかみ、風による投げにくさ、風による砂埃でうまく投球できない、などといった精神的にぶれてしまう出来事の多い時期でもあります。

そんな時に一つ考えて頂きたいことがあります。

それは

風向きによって、投球する球種を調整していますか?

ということです。

風向きによって投球にどのような変化をだすことができるのか今回の記事では見ていきましょう。

追い風、向かい風でどのような変化を出すのか

向かい風の場合には、「ストレート」の勢いがなくなり、「スライダー」もコントロールするのが困難になります。

しかし、反対に、「カーブ」の変化量が良くなります。

球場の向き等によって風向きが変化するので、その風も考慮して、向かい風では遅い変化球を多めに使うなどの考慮が大切です。

反対に追い風であれば、カーブなどは曲がりにくくなります。

そのた反対に、「ストレート」は走りやすくなります(高めに浮くケースが増える)。

そんな日には、ストレート主体に、ストライクとボールの出し入れが重要となってきます。

そして、風によりバランスを崩してしまったり、砂埃によって目が痛くなったりなど様々なことが起こりうる状況です。

様々なケースを想定して試合に臨むことが大切です。目薬やリップ、保湿クリーム等を準備してもいいと思います。

今まで、あなたは「何となくこの球種の調子がいいな」とか考えていたことは風向きによって発生していたことかもしれません。

そもそも風向きを考えないことが常識なことが異常だと気づいてほしいことではあります。

レベルが上がれば上がる程、小さな差で勝敗が決まってしまいます。

考えられるだけのことを考えましょう。

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