野球肩・肩のケア

【野球肩の対策】肩関節の調整に対する考え方

【野球肩の対策】肩関節の調整の考え方

「肩関節」をうまく使うには「関節」の構造を知る必要があります。

そしてその「肩関節」をうまく使うことは、一番の「野球肩」の対策になることは間違いありません。

ケアやメンテナンスが重要であることは間違いありませんが、一番は疲労しない形で動かすことが根本的に大切なことです。

では、「肩関節」はどのような形をしている「関節」なのでしょうか。

詳しく知りたい人は、書店などでも「骨」の模型を売っている時代なので、「肩」の部分だけを購入してもいいかもしれません。

「肩関節」は凹凸状にできています。

凹が「肩甲骨」にあたり、凸が「腕の骨(上腕骨)」にあたります。

ということは、「肩関節」の中心軸は凸側である「上腕骨」にあるということです。

そしてこの「中心軸」がとっても大切な役割を果たしています。

人間の体というのは、本来の動きから逸脱すると警告を発信するようにできています。

また反対に、その警告が続けば続くほど、その警告を消そうとしまう。

この繰り返しが一定限度を超えると「故障」として機能を停止します。

そのため、「故障」(つまり「野球肩」)しないためには、常に「ニュートラル」な状態にもどしてあげる必要があります。

これは別の言い方をすれば「回復」させるということです。

一般的には「睡眠」や「休息」のことを指します。

しかしながら当然、人はそれぞれ身体の構造が違うため「回復」にも個人差がうまれます。

「Aさんは1日休めば体の不調が取れるのにBさんは取れない」ということはごく当たり前のことです。

そのため、「休んでいるのによくならない」、「休みすぎておかしくなった」ということは当然の如く起こりうることです。

【野球肩の対策】「肩関節」の「コリ」や「ハリ」をとっても根本的な解決にはならない

さらに野球選手の「肩関節」においてはさらなる問題があります。

冒頭でも触れた通り、「肩関節」は「上腕骨側」に「中心軸」が存在しています。

厳密に言えば、「上腕骨頭」に存在しています。

「肩関節」は安定性を、周囲に存在する「靭帯」や「関節包」、「筋肉」などに依存しています。

そのため「不安定」な状態なので、高い割合でずれたりします。

しかし反対に、その「不安定さ」が他の関節とは比べることもできないほどの可動域を実現し、投球作業を実現しています。

ではそんな「不安定」な「肩関節」を可能な限り安定させるために周囲の組織は何をしているのかというと、必要以上に働こうとがんばります。

どんな風にたくさん頑張るのかというと、硬くなって安定させようとします。

その結果が「ハリ」や「コリ」になっているわけです。

通常嫌がられているかもしれませんが、「ハリ」や「コリ」も大切な役割をしているんですよね。

しかし、この「ハリ」や「コリ」が蓄積されてくると、不調に陥ることはわかりやすいと思います。

ただ気づいて欲しいことは、この「ハリ」や「コリ」も野球選手の「肩関節」には必要な働きであるため、「ストレッチ」や「マッサージ」で「回復」すること簡単ではありません。

それは、「画鋲」の上を自転車で走るようなものです。

いくら「パンク」を直してもまた「画鋲」の上を走ればすぐに「パンク」してしまいます。

「パンク」しないようにするには、「画鋲」を取り除く必要があります。

この話と同様に、「肩関節」も根本的な原因を取り除く必要があります。

「パンク」を直すのではなく、「画鋲」を拾えばいいのです。

「パンク」を直すとは、「肩関節」で言う「筋肉」を「ストレッチ」し「コリ」や「ハリ」を取り除く行為です。

では、「画鋲」を拾うことはどういうことなのか・・・という話になってくると思いますが、それはまた別の記事に記します。

もっと「肩関節」に直接アプローチするようなことですし、「肩関節」だけを見ていては分かりません(『野球肩を本気で防ぎたければ肩ばかり気にしていては意味がない』)。

この記事では、「野球肩」の対策になるベース的な考え方を知って頂きたいので、まずは今までの既成概念を外してください。

まずは柔軟な考え方が必要です。

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