夏の大会中は「練習」よりも「回復」に最善を尽くせ! ~回復のために最優先すべきこと~

夏の大会中は「練習」よりも「回復」に最善を尽くせ!

大会に入り、投手は炎天下の中でも必死に投球をします。

この時期には、野球選手にとって最も「ストレス」がかかる時期です。

「公式戦だ」、「本番の大会だ」、「最後の大会だ」、「とにかく暑い」、「夏が来た」など最もストレスを受ける大会です。

前向きな感情さえも、人間の身体にとってはストレスになり、いつも以上に疲労が蓄積されます。

そのため、「回復」もいつも以上のスピードで「回復」させなければならない所ですが、「回復」に関しては放っておいても変化はありません。

しかし、ある程度は調整方法で「回復力」を上げることは可能です。

基本的に野球選手の大半は「オーバーユース」の状態です。

そのため、せめえ大会中ぐらい「練習」よりも「回復」を優先しましょう。

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野球選手が回復のために最優先すべきこと ~アイシングは避けよう~

体の「回復」を考える上で必要になることは「血流」です。

「血液」が「栄養」を運び「疲労物質」を回収することで「回復」を促進します。

つまり、この「血流」が乏しくなると「疲労回復」が遅れることは想像に難くないでしょう。

このことを考えれば、投球後に「痛み」を伴わないのであれば「アイシング」は避ける方がいいと思います(『野球肩の対策にアイシングは意味をなしてないって知ってた?』)。

アイシングは「血流」を妨げることを根本的な要因としているため、健康な「肩関節」の選手であれば「アイシング」をしない方が回復は早くなるでしょう。

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野球選手が回復のために最優先すべきこと ~食事の時間を気を付けよう~

さらに、20時以降はお腹が空いても何も食べないことをおススメします。

人間は食べると「胃腸」が動き、「胃腸」から栄養を吸収します。

その際に栄養を運ぶ役割を果たすのは「血液」です。

これはつまり、「食べる」という行為をすると「血液」が胃腸へと多く流れようとします。

その結果、野球選手が「回復」させたい部分への「血流」は減少することになります。

23時頃に就寝すると仮定した場合に、その時点ではお腹の中は空っぽにしておく必要があります。

そのために20時以降には何も食べないようにすると、消化が完了し、お腹に食べ物が残らないということです。

そして就寝時には体の「回復」に対して100%の力を注げるような体調にしておくことができます。

夏の大会は、約2~3週間続き、地区によっては1ヶ月間に渡る過酷な予選が繰り広げられます。

せめてこの期間は、可能な限り「回復」に時間を使うようにしてください。

「体」の調子がいいと、精神的にも調子が良くなります。

「体」と「心」は一体です。

最後の夏に、強い気持ちで試合に挑むためには、「体」と「心」の状態を健全に保てるかにかかっています。

詳しく野球肩や肩関節について学びたい方は以下の記事をご参考ください。

野球肩が治らない人は必読~治療法・予防法まとめ~

肩を痛める理由と原因~野球肩の痛みがとれない本当のトコロ~

野球肩まとめ2


現状の野球界では、ここに記した内容のような人間の「身体」、野球界では考えられない「常識」に関する知識を勉強できる場所がありません。

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