身体で脳を支配すればうまくなる

本当にすべて脳で考えているのか

「野球は頭でやるスポーツ」と言われるようになり十数年たったでしょうか。

いつしか「ID野球」という言葉もどこかに消え去る程に浸透しました。

科学的なトレーニングなども取り入れる傾向になってきています。

これらの多くは、

「脳」が人間の身体の司令塔的な役割を果たし、すべてが「脳」によって支配されている

というものが根拠となっています。

そのため、「考え方」を大切にし、指導する関係者がたくさんいます。

さらに言えば、「体」が「脳」に支配されていることは感覚的には皆が知っていることです。

しかし、ちょっと冷静になって考えて欲しいことがあります。

それは、

あなたが飛んでくる球を打ったり、打球を処理したりするときって本当に脳で考えてから動いていのか

ということです。

「脳」からの「指令」によって体が動いていることは間違いないのですが、実際に動く時に考えている暇なんてありませんよね。

たった18m強しかないマウンドから140km/h以上の速い球が投げられたものに、考えてからバットを振っているようでは物理的に間に合うことはありません。

実際のプレーで活躍するためのトレーニング方法やアプローチ方法に関しては、自分で考えて検証する必要があります。

しかし、実際のプレー中には考えていたのでは間に合いません。

では、どのような身体の仕組みを使うことで、野球選手は「ボール」を「バット」に当てることなどができているのでしょうか。

「脳」と「体」の関係を見ていくことで解明していきましょう。

体に脳はだまされる

では、「脳」と「体」の関係について説明していきます。

「脳」には「大脳」と呼ばれる部分があり、その表面は5層からできています。

その「大脳」の中にある細胞の一部が「運動神経」を通じて指令を出すことで、人間は体を動かすことができています。

この流れを考えれば、「体」は「脳」に支配されているという表現が成り立ちます。

しかし、物事には例外があります。

「体」にはたくさんの「センサー」や「スイッチ」が付いています。

その「センサー」や「スイッチ」が緊急時には逆に「脳」に対して指令を出します。

その指令を元に、「脳」は「体」に対して「動作」を指令します。

この「センサー」や「スイッチ」が働く機能のことを「反射(はんしゃ)」と呼びます。

ここで勘の良い方であれば、お気づきのことがあると思います。

それは、

この「センサー」や「スイッチ」を自在に利用できれば「反射」を効果的に使うことができるのではないか

ということです。

脳に指令を出す要因をつくっているのは、体にあるセンサーが感じたものへの反応です(当然すべてのことに対してではありません)。

つまり、

人間は「脳」から「体」への指令、「体」から「脳」への指令という無限のループによって生きている

ということです。

体は脳に支配されていると同時に、「脳」は「体」によって支配されているということにもなります。

野球の技術への応用

さて、これらを野球の技術向上につなげて考えると面白いことができると思います。

例えば、「ボール」が高めに浮いてしまい、低めに行かないという「投手」がいたとします。

物理的なことを言えば、数ミリ前で投球できれば低めに行くことはわかると思います。

しかし、ここで「リリースポイント」を操作しようとしてはいけません。

そんな「投手」はこんなことを試してみてください。

それは、

投球動作の時に、踏み出す足をすこし引くような意識をして投球する

という方法です。

なんとたったこれだけで、「ボール」は自然と低めへといきます。

なんなら「ワンバウンド」してしまうぐらいのことが起きるでしょう。

これは、人間であれば必ず起きる現象です。

「反射」というのは、人間の抗うことのできない絶対的な「反応」なので、身体的な異常がない限り、間違いなく起こります。

もし「反射」が起きないなら病院にいってください。

このたとえ話のように、人間の身体の構造を理解していれば、今までの練習方法では考えられなかったような変化を起こすことができます。

というよりも、現在の野球界で行われているトレーニング方法は、意識したところでどうしようもないような練習を繰り返しています。

それは、検証されることもなく過去の伝統を繰り返している結果によっておこっています(『無能な指導者ほど言いがちなこと』)。

本日の記事で記した内容は、数えきれない程ある人間の身体の機能を活かしたトレーニング方法の一つで、他の方法が知りたい方は、「野球肩革命チームトレーナープロジェクト」にお申込みください。

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