野球肩の対策/もし痛みが出てしまったら・・・

野球肩の対策/もし痛みが出てしまったら・・・

野球選手が野球肩になった時、つまりは肩関節を痛めしてしまった時に、選手は簡単に監督やコーチに事実を告げることはできません。

もし、伝えたとしてもトレーナーに軽く話す程度でしょう。

理由は簡単で、試合に出場できなくなるのが嫌だからです。

これは職業野球に近づけば近づくほど抱いてしまう感情なのでどうしようもないことなのかもしれません。

今のチャンスを逃してしまったら・・・と考えるのが普通の人間の感情だと思います。

しかし

肩関節に若干でも痛みが出るような事態は非常に深刻である

ということを忘れないでください。

野球肩は野球人生を終わらせてしまうのには十分な故障です。

0が完全に健康な状態だとして、10が投球不能という状態だと仮定した時に、肩関節に若干の痛みが伴いながら投球することができる状態は、だいたい7〜8付近だと思ってください。

つまりは、

何らかの痛みが出た時点で投球不能目前

だということです。

つまり「痛みがあるけど投げられる」という状態はすでにアウトです。

投げている内に治るなんてことはありません。

というと語弊がありますが、治らないと思っておいた方がいいでしょう。

野球肩になる日は突然やってくる

では1~7までの間はどういう状態なのでしょうか。

この期間というのは、徐々に疲労や負荷が蓄積されていっている期間です。

そして、突然「痛み」となって肩関節を襲います。

こういったタイプの故障のことを「障害」と言います(『【野球肩の対策】障害って何か知ってますか? ~野球選手の故障の9割は障害~』)。

肩関節に痛みが出るのはあくまで最終的な結果です。

投球動作は全身運動なので、ボールを投球するまでに、様々な関節や筋肉、骨格に負荷を与えながら動作を完了しています。

あなたがボールを投げる時に100の力を持っていた時、最終的にボールに伝わる力が50だったとしたら、残りの50はどこかに負荷がかかってしまっているということです。

その全てが肩関節にかかるわけではありませんが、肩関節は便利な関節であるため、無理をさせやすい身体の部位でもあるわけです。

そのため、多くの負荷が肩関節にかかってしまえば、まっさきに野球肩となって痛みが発症してしまいます。

野球肩を防ぐために何をすべきなのか

では、ここまでの内容をまとめれば、野球肩をどのように防止・対策することができるでしょうか。

一つは、0~7の期間に自分の身体の不調に気づくようにすることです。

不調とは、「いつもより動きが悪い」、「張りが強い」、「だるい」といった感覚です。

その不調の間に適切なケアを行うことで、疲労の蓄積を防ぎ、疲労回復を促進するようにしましょう(『お父さん・お母さんにもできる野球肩を防ぐマッサージ方法【図解付き】』)。

次に考えられる方法としては、100ある力を限りなく100に近い形でボールまで伝えることができる投球フォームを創り上げることです。

すると余計なところに負荷をかけることがなくなるため、疲労を蓄積することが軽減されます。

さらに、効率的なエネルギーの伝え方ができるようになることを意味しているので、投球のパフォーマンスも高められるため、野球選手にとっては一石二鳥の方法です。

ただし、一つ問題があるとすれば、効率的な投球フォームというのは、人間の身体の構造が人それぞれ異なるため、決まった一つの正解のフォームが存在しないとうことです。

つまり、人間の身体の構造を理解していないと指導のしようがないということです。

では、そんな身体のケアをしながら身体の知識も学びパフォーマンスまで高められる場所はどこにあるのでしょうか。

実は・・・

そんな場所ありません。

ということで「野球肩革命所」が創ってしまいました。

その名も「野球肩革命チームトレーナープロジェクト」です。

現状の野球界では、ここに記した内容のような人間の「身体」、野球界では考えられない「常識」に関する知識を勉強できる場所がありません。

「野球肩革命チームトレーナーPJ」では、社会人野球まで経験した「柔道整復師」の資格も持つトレーナーが、「出張治療」として身体の改善を行いながら、「怪我」・「故障」のリスクを下げる身体作り、さらには技術が向上する身体の使い方の指導までを「チーム単位」にて行っています。

一人では高額な「トレーナー」を雇うことが困難でも、「チーム単位」で行えば一人当たりは低料金で取り入れることができます。

本気でプロを目指し、本気でサポートしていきたいと考えるのであれば、早くからやればやるほど効果的です。

これからの野球選手は、身体の知識を持って、「疲労の回復」と「故障しない身体創り」を行えば自然と上達していきます。

お問合せはコチラより(問合せフォーム)。

 

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