腰痛を本気で治したいなら腰だけを見ていても一生治らない

腰痛を本気で治したいなら腰だけを見ていても一生治らない

本日は野球選手の故障に多い部位である「腰」について記していきたいと思います。

では、野球選手が腰を痛めるとどのような診断名がつくでしょうか。

・腰痛症
・腰椎分離症
・腰椎分離すべり症
・坐骨神経痛
・椎間板ヘルニア

上記の項目のどれかを診断されるでしょう。

そして、その各症状に合わせて治療が始まります。

しかし、その治療を行い、完治することはあるでしょうか。

ほとんどありませんよね。

一度、発症してしまうと、一生付き合っていかないといけないような故障達です。

では、なぜ一度発症してしまうと完治することがないのでしょうか。

それは、

診断名が根本的な原因ではないから

です。

診断名とは、一般的な人体の形から逸脱した形に対して、病名をつけることです。

医師というのは、患者が痛みを訴えると、見た目として何らかの異変がある部分を探します。

その結果、異変を見つければその異変に見合う診断名をつけ、見当たらなければ「腰痛症」として診断します。

そして、その異変を通常になるように治療を行います。

しかし、このプロセスには完治に向けた問題があります。

それは、

何らかの異変が起きている原因は他の何らかの体の使い方によって発生している結果に過ぎないということ

です。

簡単に言えば、痛みが出ている部分は異変のある部分かもしれませんが、その部分が痛みを発症するに至った原因は他にあるということです。

そのため、単純に「痛み」の部分を取り除いたとしても、すぐに「痛み」が発生してしまうのは当たり前のことです。

腰痛は腹筋が弱いからなる

そんな中で、腰痛の根本的な原因として「腹筋が弱い」と言われることがあります。

まだ、「痛み」が出た部分だけを見ていないため、考え方としてはましかもしれませんが、この考え方でもまだ浅はかです。

なぜなら、

腰痛になる原因は腹筋が筋力的に劣っているわけではなく、腹筋が動作時に適切に機能していないから

です。

そのため、腹筋運動をひたすらやったからといって腰痛は改善されません。

本気で腰痛を改善したいのであれば、

腹筋・背筋の機能を向上させ、それに伴い骨盤の動きを向上させ、結果的に腰への負担を減らす

ようにしなければいけません。

そして、骨盤の動きを良くするためには下半身の筋肉の動きが大切になってきます。

つまり、身体全体の動かし方を改善する必要性がでてくるということです。

一部の筋肉を鍛えて根本的な改善が見込めることはありえません。

むしろ腹筋ばかりを鍛えてしまっては、腹筋が硬化してしまうことで、その他の部位に悪影響を及ぼし、その他の故障を引き起こすことにしかなりません。

こんな記事を書くと反論として「腹筋をやっていたら腰痛が治った」という人が必ず出てきます。

しかし、「腰痛」が発症した時には「腹筋」以外にもやっていることがあるはずです。

同時に積極的な「休養」もとっているはずです。

また、「腰」への負担を減らすような気づかいをしているはずです。

となると、単純に「腰」への負担が減っただけで「痛み」が改善されたと考える方が自然ではないでしょうか。

再び通常の練習に戻ると、すぐに「痛み」が出てくるのがその証拠です。

今回は「腰痛」について記してきましたが、各部の故障でも同じことが言えます。

「痛み」がでた所に原因はないと理解しましょう。


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