野球の最高の指導者とは何も教えない指導者

指導者に求められること

冷たく感じるかもしれませんが、黙って見守ってやることが指導者にできることです。

大半の選手は、初めはできないかもしれません。

生意気なプレーになってしまうかもしれません。

しかしそれでも黙ってこらえてやることが指導者がやるべきことです。

一人一人が工夫し、考え、行なった結果を受け入れ、次の挑戦へと進んでいけるようにアシストしてやることしか指導者にはできません。

そして再び何らかの壁にぶつかり、また考えて、悩み苦しんでいる姿を寄り添って見守っていく中で選手が自ら成長していきます。

と考えていくと、見守りながらもう一つ大切なことがあることに気づくはずです。

それは

よりよい環境やよりよい選手と触れ合う機会をつくること

です。

選手たちは自分で自ら成長していきます。

そして幼少期の選手は感受性が高い生き物です。

脳はスポンジのようにあらゆる物事を吸収し、素直に受け入れていきます。

だからこそ、よりいいものだけを見せ、体感させて放置しておくことが重要です。

指導者にとっては怒ったり、手を上げたりすることよりも苦しい選択になるかもしれません。

親御さんにとっても直近で言えば苦しい選択になるかもしれません。

当然ながらやっている選手自身も苦しい選択でしょう。

しかし、一人一人の野球選手、一人一人の人間にとっては最善の選択であることは間違いありません。

今の、そして今までの野球選手にとって足りないものはただ一つです。

それは

自分で考える力

です。

メジャーリーグやプロ野球で活躍する選手は毎年現れ続けています。

しかし、パフォーマンスを維持できる選手はごく一握りです。

各ステージでも同じことが起きています。

その中でもパフォーマンスを維持し続ける選手は、必ずといって「自分で考える力」を持っている選手です。

最初から正解を出す必要は全くありません。

失敗をしていく中で正解を導き出す精度を高めることが野球選手に求められています。

そのためには、いくら苦しくても指導者は選手を見守り続ける覚悟が必要不可欠です。

指導者は何も教えてはいけません。

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