大半の野球選手が考える野球肘に対する誤解

野球肘の内側の痛みを取り除くセルフケア方法

まずはストレッチポールを用意してください(もしなかった場合は、同じような筒状のものをご準備していただければ大丈夫です)。

そして選手は、うつ伏せの状態で寝ころびましょう。

うつ伏せに寝たあと、ゲガをしている肘の腕とは反対の腕で体を半分浮かした状態を作りましょう。

上記状態を作った後、患部側の上腕三頭筋の下にストレッチポールを差し込みましょう。

そしてストレッチポールの上に、二の腕を載せるようにしながら、やや体重をかけていきます。

適当に体重がかかった状態でストレッチポールを前後にごろごろ転がしてみましょう。

すると二の腕が徐々にほぐれてくるのが分かると思います。

ここまで完了した後に、肘の内側の痛みをチェックしてみてください。

痛みが軽減されていたり、消失しているようであれば、肘の内側の痛みの原因は患部にはなく二の腕にあったということになります。

また、さらに根本的な原因をさぐっていくと、野球肘の多くの原因は下半身にあることが分かっていくのですが、野球肘へのアプローチとして一般的に行われている方法を見れば誤解があることが理解できます。

野球肘や野球肩が治りにくい故障であり続けるのは、故障の重大性以上に故障の原因に対しての誤解がいつまでも続いていることにあります。

世の中の常識を常識として捉えすぎてしまうと痛い目をみる典型的な良い例でしょう。

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