【野球肩への対策】野球選手が「肩」の痛みでもっとも注意しなければならないこと

【野球肩への対策】野球選手が「肩」の痛みでもっとも注意しなければならないこと

「野球肩革命所」は、「野球肩」や「野球肘」を初めとする、野球選手が特有の怪我・故障で野球人生を棒に振らないようにという願いを込めて創設しました。

現在の野球界の状況を考えれば、「怪我・故障をしないこと」、「日々の疲労を取り除くこと」を意識しておけば上達すると言い切れるほど、身体への知識が乏しすぎます。

そのため、日々、身体の「ケア」から「メンテナンス」に関わる情報、そこからパフォーマンスの向上につながっていくような情報をお伝えしています。

中でも、「肩の痛みの場所」や、「肩の痛む投球時のタイミング」、「日常の痛み」などに関する質問が多数寄せられており、一つ一つお答えしたいのですが、膨大なためにお応えできない状況にあります。

そこで本日は、そんな「野球肩」に関して、目安として考えられる「痛み」について「記事」という形でお答えしたいと思います。

「どんな時に、どのような痛みで、どこが痛いか」によって、「どれくらいの間のノースローが必要なのか」などの目安にしていただければと思います。

ここで記した痛みに該当する方は、痛みは長引くことを覚悟してください。

反対にそれ以外の痛みに関しては治療の仕方によって、早期治癒も見込めると思いますのですぐに相談するようにしてください。

【野球肩への対策】こんな痛みが出たあなたは覚悟が必要

それではまず、「肩関節」の痛みが出る場所についてです。

・中の方が痛い
・肩の横の固いところの下側が痛い

といった感じ方をする選手は注意が必要です。

次に、投球時の痛むタイミングとしては、

・しなった時に痛い
・リリースした時に痛い

という反応をしているのであれば、こちらも要注意だと言えます。

さらに、日常生活において

・歯を磨く時に痛い
・頭を洗う時に痛い
・やや遠くのものを腕を伸ばして取る時に痛い

となった場合には、完全に重症です。上記に該当する選手は直ちにノースローですね。

完全に「野球肩」です。

しっかりと治療に通っても、日常の痛みは緩和されてきますが、ボールを投げた時の痛みは軽減しません。

そのため私は重症と見ています。

一生付き合っていかなければならないぐらいの覚悟が必要です。

【野球肩への対策】野球選手の「肩」との向き合い方

しかし、反対に上記以外の痛みであれば、そんなに治癒が遅延する事も考えられませんし、投げながらでも症状が良い方向へ進む事もあります。

野球のシーズンは一年中ではないため、できる限りノースロは避けたいものです。

一度「ノースロー」してしまうと、そのシーズンは棒に振ってしまう事も多くあります。

野球選手はシーズンに入って肩に痛みが出てしまった場合も出切る限り投げながら改善していく方法を選ぶ事がベストだといえます。

とはいえ、油断をしてはいけません。

上記のケースに入る可能性は、健康な選手よりも近いことに間違いはありません。

「肩関節」は野球選手にとって非常に重要な「関節」です。

使いすぎも良くないし、使わなさすぎることもよくありません。

適度に使ってあげることが「野球肩」への最大の対策となります。

「肩の痛み」なのか、「ただの張り」なのかをまずは判断し、適切な処置のできる「医師」や「治療家」に治療を委ねられるように日々頑張ってくださいね。

「野球肩」はいくらでも減らす方法がある故障です。

自分自身が、経験しているからこそ、その悲惨さも分かると同時に、対策すべきことが見えてきます。

しかし、一度「野球肩」になってから知ったのでは後の祭りです。

もし仮に、まだ健康的な身体で行えているのであれば、「野球肩」への知識、「身体」への知識を学ぶようにしてください(【野球肩への対策】9割の投手が野球肩予備軍の選手だって知ってた?)。

故障・怪我のリスクを低減させるだけではなく、パフォーマンスを高めることにもつながることを理解できるはずです。

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