野球界のためにも入来祐作氏を辞めさせろ?!

野球界のためにも入来祐作氏を辞めさせろ?!

誤解のないように冒頭でお伝えしておきます。

私は入来祐作元選手を応援していますし、お兄様の智さんに至っては私の先輩にも当たるため、常に気になっている存在です。

決して入来氏を否定しているわけではありません。

実際に、3軍の投手コーチになる所までキャリアップしていっていることはさすがだと思います。

その上でもタイトルのような発言をする程、野球界は異常だということを伝えるために批判を覚悟で記しています。

問題は入来氏がやっていた道具係のような仕事が存在していることです。

プロ野球界は野球選手の引退後のためにも、度がすぎるほど恵まれた環境を与えないようにしなければなりません。

特にその環境を整えるために、入来氏のような苦労人を利用している状況はおかしいとしか言えません。

もっと果たすべき役割があるはずです。

入来氏は、本田技研→巨人→メッツ→横浜→横浜バッティング投手→横浜道具係→ソフトバンク3軍投手コーチという下積みの球団職員を経験されています。

そんな入来氏のようなスタッフのお陰で、野球界では、なんでもやってもらえる、自分は野球だけしていれば良い・・・といった勘違いを生み出す恐ろしい状況にあります。

グラウンド整備に、ゲージの設置、ボールの出し入れやボール磨きなど、本来であれば自分でしなくてはならないことまでを球団関係者やアルバイトが対応します。

「何かして怪我でもしたら困る」といった考え方がベースにあるのかもしれませんが、自分の練習や試合のための準備で怪我なんてしてしまう選手は、結局それっきりだったというのがオチだと思います。

それだけしても自分で料理をして指を怪我するような選手がいるくらいです。

そんなことよりも

周りに感謝できず、今あることが当たり前としか思えないような選手が増えていることの方が問題

です。

そんな選手は野球界でも先は見えていますし、引退後、一般社会に出された時にはもっと苦労するでしょう。

一般社会にも適応する人材を育成することも踏まえて、入来氏のような道具係は即刻廃止にし、選手自身がその仕事を担うような形に変えていく必要があると思います。

若手は朝早く来て、準備をし、早出練習をした後に「レギュラー」や「ベテラン」を待つというスタイルはいかがでしょうか。

「レギュラー」や「ベテラン」も片付けなどを一緒にやらなければいけないと思います。

そすれば自分で考える力もつくでしょう。

当たり前が当たり前ではなくなり、今の出来事に感謝できるようになるでしょう。

本来は試合に出場する機会がない選手同士で紅白戦をやったっていいはずです。

なぜ皆がバラバラに言われたことだけを続けているのでしょうか。

人生の1/3を野球に費やしてしまうのが野球選手です。

どこまでその中で、一般社会の勉強もして適応していくことができるだけの自分を形成できるかがこれからの野球選手に大切なことではないでしょうか。

野球選手として余計な時間を使うことがない・・・と思うかもしれませんが、結果的に選手のパフォーマンスを高める結果にも間違いなくつながるでしょう。

まだまだ野球界の技術を高める余力はいくらでもあります。

むしろ凝り固まっていたおかげで(?)伸びしろばかりだと感じるのは私だけでしょうか。

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