野球選手が雨の日に「すっぽ抜ける」は嘘だった
雨の野球をしていると、「投手」も「野手」も、「投球」や「送球」の時に、指が滑ってしまい、「すっぽ抜け」してしまうことがあります。
なぜ「すっぽ抜け」してしまうのか考えたことはありますか?
本当に雨で濡れているから「すっぽ抜け」してしまっているのでしょうか。
当然、そんなことはありません。
原因はもっと他にあります。
滑って「すっぽ抜ける」選手はよく「すっぽ抜け」していますし、「すっぽ抜け」しない選手はまったくしません。
本日の記事では、この「すっぽ抜け」の正体にせまりたいと思います。
「すっぽ抜け」に雨は関係ない
「すっぽ抜け」は、雨の影響によって滑っているのは原因の、ほんの数%しか関与していません。
後の大半は、
その選手の「握り方」、「足の運び方」、「力の入れ方」が関与
しています。
そのため滑ってしまったのは、雨のせいではなく、本人のせいです。
滑らない投手や野手はまったく滑りません。
外野からのバックフォームも投手のバンド処理でも同様です。
失敗した時に雨のせいにすれば言い訳しやすいからでしょう。
しかし、全員が滑っているわけではないので、その言い訳にも限界があることを理解しましょうね。
ボールを強く握れば滑らないかというとそういう問題ではありません。
そのため、雨の日に決まって「すっぽ抜ける」選手は、雨が降っていなくても、「すっぽ抜ける」要素を常にもっているということです。
また、リリース時の力の大民具があっていないことが多いと捉えることもできます。
とても大切なことです。
1打サヨナラの場面で自分がすっぽ抜けたことで、試合に負けたなんて最悪なパターンです。
エラーで負けたのでは泣くに泣けません。
自分がなぜ「すっぽ抜ける」選手なのか、今一度検証してみる必要があります。
「すっぽ抜ける」選手の具体的な特徴と対策については、今後記して参りたいと思います。