野球界のためにも規格外の選手になろう! ~不人気から見えるこれからの野球選手に求められること~

野球界のためにも規格外の選手になろう!

野球界全体が危険な状態にあることは、皆が感覚的に感じていることではないでしょうか。

野球人口の減少や、テレビ中継枠の減少から人気も下降気味であることが分かると思います。

そこに賭博問題に始まるメディアからの野球界叩きが強まっています。

なぜ、一昔前はあれだけの人気を誇っていた「野球」が、「メディア」で取り上げられることも減り、「オリンピック」でも一時的に除外されたりしているのでしょうか。

一つの大きな要因として考えられるのが、

野球界のビジネス的側面が強まりすぎた

ことにあると思います。

野球も一つのビジネスであることは間違いありませんが、リアルすぎても人気はなくなってしまいます。

簡単に言えば、大きな夢を描きにくくなっているわけです。

一つの枠のなかで野球をやりすぎると、規格外の選手が生まれません。

おそらく今の20代前半から10代の方たちは、身近に野球とふれあう場が減少しています。

球場に足を運ぶと言っても、プロ野球の球場がない県に住まれている方などは、まず見に行くことはないでしょう。

さらに言えば、その他のスポーツ人気も高まっているので、日本人にとってのスポーツの選択肢が広がっています。

運動神経の良い人は「野球」をやっているという時代は、とうの昔に終わっています。

ある意味、普通の状態になったと言えるかもしれません。

しかしこういった状況がこのまま進んでくと、短絡的に考えてしまうと「野球界」は、さらにビジネス観点を強めることになります。

夢のあるようなプレーをするだけの選手だけではなく、ルックスや、経歴等を重視したドラフト戦略ともなりうることが考えられます。

プロ野球も経営ですから収支が黒字にならないことには、なかなか前向きに取り組むことができません。

選手へのフォローも乏しくなり、貧乏球団と言われてしまいます。

12球団すべてが貧乏球団となってしまっては、「イベント」や様々な「企画」も減り、さらに人気は低下していくでしょう。

不人気から見えるこれからの野球選手に求められること

この辺りで一度テコ入れを行い、夢のあるプレーができる本当のプロ野球選手の発掘に走った方がいいと思います。

スカウトマンにも本物の野球人を探すように命名するべきです。

30年前はスカウトマンのプロがいたように、素晴らしい選手の発掘は、現在の野球界にとって必要不可欠な要素です。

これからの野球界の未来を明るいものにしていくためには、もっと本質に帰っていく必要があると思います。

お金ばかりを求めず、お金は後から付いてくるというような考え方ができるようになると変わっていくのではないでしょうか。

練習方法やトレーニング方法なども、白紙に一度戻して再検証するぐらいの抜本的な改革を、行動レベルでも意識レベルでも行わなければならない時代に入っています。

細々とした技術力は昔の選手より上昇していることは間違いありません。

しかし、それらの理論のベースを作ったのは昔の選手達です。

そういった選手達が、指導者になり、活躍してきたエネルギーは、残念ながら現代では力不足になってきています。

決してこれは過去を否定しているわけではなく、どんなスポーツでもいつかはそんな時期がやってきます。

こんな時期が来た時に、変化を恐れずに規格外のことができるかどうかです。

あなたはどんな野球選手になりたいですか?

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