超高校級の野球選手なんていくらでも存在する
高校野球時代に、「超高校級」などと騒がれた投手は、思いのほかたくさんいます。
そんな選手が「社会人野球(プロも含む)」の世界に入って、大変な活躍をする・・・と思いきや圧倒的に活躍しない人の方が多いという事実が存在します。
稀に「高卒」からでも活躍する例外的な選手も存在しますが、大半の選手は活躍することができません。
その原因は何でしょうか。
最も大きな原因は、
「ボール」の「質」が違うから
です。
当然ながら、選手それぞれに様々な原因が存在していますが、「ボールの質の違い」が原因で対応できていない選手を多くみます。
それもそのはずで、高校時代に騒がれたといっても所詮は「高校生」です。
「高校生」であれば、打者は打ち損じも多く、投げる「ボール」が「速い」といった理由だけで活躍できてしまう世界です。
また、「バットコントロールの技術」、「ボールを芯で捉える技術」も数段上です。
「スピードボール」や「一流のキレ」などにも慣れているため、高校上がりの選手がどれだけ速いボールを投げても簡単に打ち返してしまいます。
ただ、そんなことは当然と言えば当然のハナシです。
社会人として、職業として野球をできている選手は、皆が高校生の時にはだいたい活躍している選手ばかりです。
誤解を恐れずに言えば、皆が元「超高校級」の選手ばかりであふれています。