野球は人生を生き抜く武器になる
野球を何年か本気でやっていると人生を生きていく上での
最強の武器を手に入れることができます。
魔法の杖や、なんでも貫く剣のようなものです。
野球には生まれてから死ぬまでの人生における全てのプロセスが詰まっているそうです。(アメリカのある機関が科学的に調べたデーターから)
・喜ぶこと
・悲しむこと
・愛すること
・楽しむこと
・起こること
・犠牲になること
・ヒーローになること
・縁の下の力持ちになること
・人の感情をを一緒に分かち合うこと などなど
もっともっとたくさんの要素が凝縮されて詰まっているそうです。
つまりは、野球だけを本気でやっていればとりあえず大丈夫ってことです♪
桑田選手や清原選手を育てた元PL学園の中村監督はこう言っています。
「球道即人道」
野球の道を極める過程は人としての道を極める過程と同じってことですね。
本気で何かに取り組んでいる人の方が少ない
何を呑気なことを言ってるんだ、と怒られてしまいそうですが、少なくとも、人生を生きていく上での土台のようなものは大丈夫なのではないでしょうか。
野球というスポーツの中のカテゴリーのひとつとして解釈してしまうとそれまでですが、「野球」は「ベースボール」とは異なると私は思っております。
確かに野球の練習はきつく、プロ野球選手になる夢を抱いても、プロ野球選手の数も全球団で800名から900名といったところでしょうか。
野球が大好きな人口の数%にすぎません。
ここに挑んでいくのですから、親御さんとするともっと現実的に将来を考えて欲しいと思うのかもしれません。
しかし人生を生き抜くということを考えると、勉強して大学に行き良き企業に就職すれば生き抜けるのでしょうか?
今の時代、雇用する側も大変な時代です。いつリストラされてもおかしくはありません。
なかなか就職できず、浪人生のように就職先を探す就職浪人という人も増えています。
そんな中、芯が1本入った、野球経験者であれば、こういう逆境を生き抜く力が自然と備わります。これは学校などの教育では身につきません。
今の時代、本気でお金になるかどうかわからないようなことをやっている人というのは貴重です。
これからの将来を考えている野球選手、野球をしているお子様をお持ちのお父さんお母さん、子供の将来を考えることはとても悩ましく難しいことかもしれません。
しかし、「野球という武器」は結構、役に立つかもしれません。
むしろそれは、プロ野球選手になれなかった選手の方が役に立つかもしれない・・・という笑えない話もあるのですが、それはまたの機会に。