野球肩を治療するその前に科学的根拠の作り方を知ろう

野球肩を治療する前に科学的根拠は100%でなくても科学的根拠になる

例えば、何か実験をしたとしましょう。

科学的根拠とは

結果的に有意差(=意味のある差)が生まれても80%以上の割合で目的の結果が得られれば根拠として認定

されます。

つまり、

仮に20%の人に当てはまらなかったとしても科学的根拠として認められる

ということです。

では、あなたがこの20%に含まれた場合の結果はどうなるでしょうか?

なかなか恐ろしいことですよね。

さらに言えば、プロにまでなって活躍するような選手は一般人のレベルでは測れない人達の集まりです。

そんな人たちの測定を一般人の枠に当てはめる危険性を感じるのは私だけでしょうか。

科学的根拠は有意差によって決定してします。

そのため、割合の少ない方に入ってしまった結果は、科学的根拠という観点からは除外されていきます。

ちなみに、野球の練習に対して科学的根拠を応用した時どのような結果が生まれるでしょうか。

当てはまった選手はラッキーで当てはまらなかった選手はアンラッキーということで終了します。

さらに、当てはまらなかった選手はセンスがなかった、努力が足りなかったとレッテルが張られてしまいます。

科学的根拠が100%正しいわけではないという前提を忘れてしまっているため、こんな運試しのような野球界ができあがっています。

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