勝ち続ける投手になる条件は球速やコントロールが勝つ条件でないと理解すること
野球の中で投手が果たすべき役割とは何でしょうか。
この質問はかなりシンプルなもので当たり前のことなのに、ちゃんと答えられる人は10人いれば2人ぐらいしかいません。
2割しかいないのは、あまりにも低すぎる数字だと感じています。
皆が答える回答には、思い込みや自分目線の考え方ばかりで、誰にでも当てはまる答えではありません。
では、投手が果たすべき役割とは何なのでしょうか。
それは
相手チームに点を取らせないこと
です。
そのカタチは何であったとしても、最終的に点を取られなければ投手として役割を果たしたことになります。
点さえ相手チームに与えなければ理論上負けることはありません。
9イニングを一人1球でたった27球で抑えてしまうのも、全員三振を取るのも、ヒットを撃たれたりフォアボールを出していようとも、最終的に相手チームを0点に抑えれば投手としての役割は同じことです。
ではさらに具体的に、勝ち続ける投手、負けない投手に必要な能力とは何でしょうか。
それは
打者が狙っていないボールを投げられる能力
です。
それは、コースでもよければ、球速でもよく、球種でも構いません。
とにかくは、相手打者に思ったようなスイングをさせないことが重要です。
球速が速いことや、コントロールが良いこと、変化球のキレがあることは、あって邪魔になるものではありませんが必要不可欠なことではありません。
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