野球選手なら重たいものより軽い物で練習した方がいい
野球界では昔から様々な練習が行われてきました。
重たいバットでのスイングしたり、重たいボールでの投球したり、タイヤを引くランニングなど、上げ始めてたらキリがないほどです。
しかし、それらの練習の根本的な部分を見ていくと、野球界の練習は何十年も変化していません。
それは、
負荷を目的の反対方向へとかけながら行っていること
です。
シンプルに言えば筋肉量を増加させるための練習です。
しかし、野球界はそろそろ筋肉の特性に気づくべきです。
野球選手に必要なことは単体の「動作」ではありません。
あらゆる「動作」の「複合」が重要であって「単体」ではありません。
具体的に言えば、部分的な筋肉量を増やしたところで、するどい打球が打てるようになったり、速いボールが投げられるようになるわけではありません。
負荷をかけた後なので、感覚的にボールやバットが軽く感じるようになっているだけです。
では、複合的な動作のエネルギーを大きくしようと思うとどうすればいいのでしょうか。
答えは「身体の使い方を知ること」ですが、身体の使い方を知る方法は簡単ではありません。
なぜなら、
身体の使い方は人それぞれだから
です。
そのため、自分自身で様々な方法を検証し、自分の感覚をもとに使い方を探るしかありません。
では次の問題が出てくると思います。
そうです。
それは
どうやって自分の感覚を知っていくか
という問題です。
これに絶対的な答えは存在しませんが、一つのおススメの方法があります。
それは
重たいものではなく反対に軽いものを振ったり投げたりすること
です。
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