投手に「呼吸法」が大切だって知っていましたか? ~投手が一番手っ取り早くパフォーマンスを上げる方法~

投手には呼吸法が大切だって知っていましたか?

野球選手を始め、アスリートの各選手は日夜過酷なトレーニングを繰り返しています。

トレーニングの内容も多岐にわたり、様々な新しいトレーニングも開発されています。(とはいえ、とくに「野球界」を進歩しませんが・・・。)

色々トレーニングはあると思いますが、大半の野球選手やアスリートが見落としているトレーニングがあります。

それは、

「呼吸法」

です。

あまりやらない理由としては、なかなか上手に「呼吸」を練習できないこともありますが、その重要性に気づいていない人も多いからでしょう。

スポーツ選手(とくに野球選手)は外的な部分ばかりをトレーニングする傾向にあります。

身体の内側をトレーニングすることを忘れがちになり、おろそかになっていることが大半です。

鎧はしっかりしていても、鎧の内側は弱いと言うようなスポーツ選手は非常に多いです。

もちろん「トップアスリート」や「優秀なスポーツ選手」などは教えられずとも自然にできている傾向にもあり、まさしく天才的だと言われる所以でしょうか。

しかし、反対に考えれば、大切であるのに皆がフォーカスしていない部分であれば、「呼吸」の適切な練習法を学べばライバルに差をつけるチャンスです。

しかも、他のトレーニングに比べ手っ取り早く効果を感じられてしまうのも「呼吸法」の良いトコロです。

投手が「呼吸」をする時に使う身体の器官は?

小学校の理科のお勉強です。笑

呼吸をするために働いている身体の器官はどこですか?

さぁ分かるでしょうか、必ず一度は習っていることです。

「呼吸」する時に、一番の重要なポイントになってくるのは、横隔膜の動きです。横隔膜の上下によって息を吐いたり吸ったりできています。

しかし、この横隔膜を最大限動かすということはなかなか難しいのです。

つまり、大半の人間は横隔膜の能力を最大限に発揮せずに生きています。

ということは、「呼吸」を適切に動かすためには、「横隔膜」の能力を最大限に引き出してやればいいことになります。

「呼吸」に必要な「横隔膜」の動きを確認する

そこでこの「横隔膜」が最大限に動いていなかったということを体感できる「呼吸方法」というのがあります。

以下書いてある内容に従って一度試してみてください。

まず、30秒間息を吸い続けてください。ゆっくりで大丈夫です。

その後全て吐き続けます。

これを、10回ほど繰返してみてください。

時間にすると役10分です。

するとどうですか?

あえてみなまでは言いません。

「横隔膜」の付着部や、「横隔膜」の動かしていなかった部分というのが良くわかるようになると思います。

「呼吸」は人間の活動の全ての根源

実は人間というのは普段「深い呼吸」というのはほとんど行っていません。

さらに、スポーツ選手のように走ったり飛んだりすることが頻繁にあるようなスポーツでは、なかなか落ち着いて深い呼吸をしている暇がありません。

そのため、どんどん浅い呼吸で、回数を増やすように体が適応していきます。

結果、横隔膜の動きは本来の動きを行わなくなっていきます。

人間の身体は良い習慣に対しても素直に適応する反面、悪い習慣にも素直に適応してしまいます。

横隔膜をたくさん動かして、人間本来の「呼吸」の機能を使えるようにトレーニングをすれば、その他の部分にもそれは波及し、様々な人間本来の動きができるようになってくると思います。

「呼吸」は人間の活動の根本です。

1日10分で変化が出るなら、騙されたと思ってやってみる価値はあると思いますがいかがでしょう。

武道の達人の先生などはとても大切にして「呼吸」をおこなっていますよ。

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