投手の基本はストレートなんてことはない。

全ての投手に当てはまる基本なんて存在しない

投手の方であれば、こんなことを言われた経験は一度はあるのではないでしょうか。

それは、

「投手の基本は真っ直ぐだ!」
「真っ直ぐが投げられない奴が変化球なんて投げられるか」

という言葉です。

ちなみに私は何度も現役時代に言われたことがあります。

その当時は「その通り」だと思って納得していたので、とにかくストレートを磨きました。

しかしどれだけストレートを磨いたところで、球速が150km/hになることもなく145km/h程度でした。

どれだけ努力してもスピードが上がらないので、他にできたことはコントロールに注意して練習するぐらいが関の山です。

しかし現役を引退してこそよくわかりましたが、

投手の基本はストレートではない

ということです。

そしてこの固まった考え方が多くの投手の未来を潰してしまっている事実があるということです。

では、投手の基本となる大切な事とは何なのでしょうか。

投手の基本とは、

その投手自身のベストボールを磨くこと

です。

そろそろ、「基本はストレート」という概念を変えていかなくては野球界の発展は望めません。

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