一人でも野球選手が怪我から救われるために
かなり、攻撃的なタイトルをつけてしまいました。炎上覚悟です(笑)。なぜなら今回の記事に関しては、批判ばかりの内容になってしまうためです。
しかし、私が、この「野球肩革命所」のWebサイトを立ち上げた本意として、「一人でも多くの野球選手を怪我から救う」ことを実現するためにも、悪役になるのは覚悟の上です。
かくいう私も「野球」でご飯を食べていた時代があり、その人生を終わらせたのは「故障」でした。その後、自分が治療家として「治療する側」の人間になって気づいたこと、「治療される側」の過去を振り返って気づくこと、まさに生の意見を伝えたいと思います。
今日の記事で悪役として取り上げたいのは
「医者」、「治療家」、「トレーナー」、そして〇〇です!
〇〇については記事の最後に取り上げますので、ぜひ最後までご一読お願いします。
では、本題に、なぜそれぞれがダメなのか・・・
「医者」、「治療家」、「トレーナー」のダメなとこ一挙に羅列‼
医師のダメなところ
- まず野球でプロになったことがない
- 自分は知識があると思っている
- 知識があると思っているから選手のことはバカだとおもっている
- バカだと思っているから選手の繊細な感覚までわからない
- 数字でしか判断しない
- 薬、注射、手術しか手がない
だから治せない。
治療家のダメなところ
- 野球でプロになったことがない
- 専門的知識があると思い込んでいる
- 選手の細かな部分まではわからない
- 数字でしか判断しない
- 技術を持った人は1割以下
だから治せない。
トレーナーのダメなところ
- まるで知識はもっていない
- セミナーで聞いたことをそのまま試すだけ
- 立場も弱いので発言できない
- 主に医師とチームの橋渡しをしているだけで何もしていない
- 選手のいいなりでマッサージをしているだけ
だから治せない。
一気にぶったぎりました。笑
「医者」、「治療家」、「トレーナー」に当てはまるダメなところの共通項
上記で記した、「医者」、「治療家」、「トレーナー」に当てはまるダメなところの共通しやすい部分は・・・
野球を仕事としてやったことがなく、まして、140km/hのボールを投げたことがない、また怪我すらしたことがない人もいる。そんな人に選手の気持ちはわからない。
ということです。
全員が全員そうでないとしても多くの方々がこの項目にあてはまります。
選手の本音が聞けなきゃ治療もくそもない
野球選手にとって、肩や肘の怪我は致命的です。選手も非常にナーバスになり得るところです。
それは、高校や大学、社会人、そしてプロ野球とレベルが上がるほど、職業としてやればやるほど繊細になります。
なぜなら、投げれなくなると野球をやめなくてはならない恐怖、生きていく術がぽっかりなくなる可能性が大きくなるからです。
しかし、一般的な医師や、治療家、トレーナーも含め、まず野球をやったことがないケースが多く、やっていたとしても、自分と同じようなパフォーマンスを示したことがあるのか、同じような境遇を経験しているのかというと、そうでないケースが多々あります。
このように書いてしまうと、「知っているよ」と言いたくなることと思いますが、これが一番怖いことだと思います。
ここで選手と「治療する側」のわずかな溝がうまれており、怪我の改善に向かわなくなるからです。
まず一番大切なことは、選手の耳をこちらに傾けてもらうことが大切です。そのためには選手の一つ一つ小さな悩みや、なかなか言い出せないことを、選手の発する言葉や表情から汲み取ってあげることが必要です。
その気持ちを示し続けることで、選手は少しずる心を開き、こちらが伝えることを聞いてくれるようになります。そこで初めて治療が開始できる状態となります。
そこまで持っていくのに、1日でいく人もいれば何年もかかる選手もいます。そこが理解できずに、可動域の数字や、自分のエゴ、治療方法を押し付けたところで選手の痛めている肩や肘の症状に変化はほとんどできません。
なぜなら怪我をしたところの治療をしても、怪我をしたことによる原因というのは故障個所以外にあることが多いからです。それは違う部位であったり、フォームが原因であったり、そもそもの生活習慣に問題があったりなど多岐にわたります。
そこを追求し、選手とともに治療することが本当の意味での治療ではないでしょうか。
再発を続けていれば、その時、「痛み」がとれたからといって「治したよ」というのは「?」としか私には思えません。
そして最後の巨悪は・・・
そして、最大の怪我をしたり、その怪我を治せない理由をつくっている巨悪の存在・・・それは、
プレイヤーであるあなた自身
ぐさっ・・・。過去の自分にも言っているようです。笑
理由は様々あるかとお思いますが、下記の理由が大半を占めているでしょう。
- 監督やトレーナーに勧められたところに行く
- チーム専属の医師、治療家がいる
- 近くだから
がほとんどでしょう。
え??
自分の体の治療をするはずなのに、なぜ自分で探さないのでしょう・・・。
自分の野球人生、しかも自分が人生をかけるほどと思った物事を人任せにしていていいのでしょうか?治らない一番の原因を作っているのは自分自身です。
自分の体のメンテナンスや、自分の野球人生の将来を左右するかもしれない怪我の治療をどうして人任せにするのでしょうか?この記事を読んで、もう一度よく考え、自分の体をいたわる気持ちを持つべきです。
さいごに
私は、野球経験者でもあり、仕事として「社会人野球」を経験しました。投手として140km/h以上の球速のボールも投げていましたし、肩の怪我、肘の怪我も経験しました。肩に関しては種々も経験しリハビリの辛さも経験しました。薬の服用や、注射の種類、治療家による様々な手技療法の種類、いろいろなトレーナーのトレーニングもしてきました。
しかし、どれだけたくさんの人に会っても心の奥底の悩みはわかってもらえませんでした。
そんな表面上の話ではないのに・・・
そんなことを繰り返していくうちに、怪我が完治することはなく、引退を迎えることになりました。その後は、東京青山にて治療院を開業し、累計7万人以上を施術してきて、今回の記事の内容に気づきました。
私であれば、心のケアから痛みのあるところを調整し、そして再発しないような体の動かし方から体づくり、日常の過ごし方まで細かくアドバイスできます。
野球選手、特に投手は繊細なポジションです。1試合全てを背負っている責任があります。そんな経験を自分の人生をかけて闘った経験から、同じ立場でアドバイスし治療することができます。
同じ悩みをもっている選手がいれば、私にぜひ連絡して頂きたいです。また同じ悩みをもった選手がクライアントの方にもぜひ私に聞いて頂きたいです! LINEはコチラ Facebookはコチラ
仮に私に連絡しなくとも、今回の記事を通して、冷静に一度考えて頂きたいです。それだけでも怪我の克服、怪我の予防につながり、一人でも多くの野球選手が怪我からすくわれることを祈っております。