野球肩の痛みは医者の99%は分かっていません。
「野球肩」は治りにくい傷害として有名ですよね。過去にもそういう記事を書きました。
今回は治りにくい要因をつくっている一つについてとりあげたいと思います。
野球の肩痛というのは、有名な病院に行っても、有名な治療家に治療してもらっても99%は理解してもらえません。
それもそのはず。
その人たちはボールを投げたことすらない人もいるわけですから
そんな人が肩の痛みに関すること、投げ方なんて分かるわけがありません。かといって、耳を傾けないのも良くないので一度は、先生の話はよく聞いてみてくださいね。
よく聞いていればわかります。
最初は専門的な話ですのでこちらもよく聞きますが、だんだん話すに連れて
「ん?ちょっと違うんだようね??」
ってことになってきます。そうなったら聞く耳持たずに返事だけしていればいいと思います(笑)
まず140km/hは投げたことがない
ちなみにここで「投げたことがない」といったのは、単純にボールを投げた経験の話をしているのではなく、140km/hぐらいの球速を投げたことがあるかどうかです。
それぐらい投げていないと、選手の気持ちが分かるというほどは投げていません。
つまり憶測でしか話してはくれません。
同じ野球肩でも120km/h投げる投手が痛めた肩と140km/h投げる投手が痛めた肩は違います。
ということは治療方法も異なってきます。
遠投200mの人と120mの人の球速はどちらが早い?
余談ですが、遠投200m投げる人と、遠投120m投げる人では球速はどちらの方があると思いますか?
ほとんどの方は遠投200mの人の方があると思うはずです。
しかし違います。120mの人の方が速い場合もあります。
実は、遠投というのは70mくらい投げることができればある程度の球速は投げれるので、70mぐらいを目処に肩作りをするのがおススメです。
こんなことはお医者さんには分かりません。笑
いや、常識的に考えて200mだろうという話になります。
自分の肩は自分の感覚を大切に
球速が早い投手ほど肩の関節も早く回転します。
早く回転するということは、ブレーキ時の負担も大きいということになります。
野球選手の肩痛はほとんどがこのブレーキによる疲労の蓄積により、肩の関節の安定を図る筋肉が正常な働きをしなくなることによっておこります。
また、それらの多種多様の反復的な摩擦によって炎症したり、損傷したりして発生しています。
そしていよいよ痛みが出てきたときに、医療機関等を受診しますが、ほとんどが現状の痛みを適切にわかってもらえません。
医療機関や治療所は有名なところを選ぶにこしたことはありません。
なぜかというと得意部位の施術や治療を数多くこなしているからです。
しかし野球選手の肩の痛みの本質はわかりませんので、自分で自分の肩とよく相談することは必要です。
病院の先生や、治療家の先生は優秀であなたのために治療をしてくれますので、頼りにしていいと思います。
とはいえ、信じすぎてはいけません。
自分の肩は自分が一番知っていますのでその感覚を大切にしてくださいね!
肩の痛みはわかってもらえないことがほとんどかもしれませんが、しっかり満足のいく対応をしてくれる先生はいますので安心ください。
もしくは、何等かの相談がある方は、Webからお気軽に相談できるので、LINEアカウントかFacebookアカウントまでメッセージくださいね♪