技術向上

現代野球において 指導者に求められること 選手に求められること

野球界は変革期にある

野球界をプレイヤーとして、また医学的な知識をもった立場として見ている立場として感じることがあります。

それは、

 

野球界は変革期にある

 

ということです。

そのため、野球現場では混沌とした状態が続いているように思います。

指導者は、選手をどのように育てればいいのか分からず、

選手は、何を信じて練習すればいいのか分からない状態ではないでしょうか。

そんな状況をつくっているのは、やはり情報化社会による情報の取得が容易になったことだと思います。

本日の記事で、お互いの立場を理解することで、野球界全体の技術が向上していけば、と思い記していきます。

しかし、初めにいっておきたいこととして

 

関係者全員が選手の成長を望んでいる

 

ということだけは忘れてはならないと思います。

それは指導者であれ、プレイヤーである選手本人であれ、すべての野球選手が目指しているということは否定してはならないと思います。

現代野球の現場状況

この情報社会の中、野球界にも変化が出ていると気づいているのは私だけでしょうか?

ちょうど我々の年代(30~40代)よりも年上の先輩たちの時代には、体罰説教当たり前、監督は選手を血だらけになるまで殴っても、問題になることはほとんどありませんでした。

それが良かったか悪かったかはここで論議することではありませんが、我々の年代よりも後輩たちの時代には、ちょっと触れようもんなら、体罰だと騒ぎ立てられる時代となりました。

これと平行して、選手たちが色々な練習方法や、上手くなる方法、理屈などを調べたり、勉強したりして知識を増やすことが可能となってきた時代です。

それに伴い、選手たちが指導者に練習方法や上手くなる方法について、様々な意見をするようになりました。

昔の時代を経験している指導者からすると、頭でっかちに感じてしまうでしょう。

しかし、指導者はなかなかそこまでの情報機器を操ることに長けていないため、知らないことを聞かれることもあるようです。

そんな時に、頭ごなしに「言ったことだけやれ」などという答えをはいてしまえば、選手は納得するはずがありません。

さらに、「言ったことをやれ」、「言うことだけ聞いていればいいんだ」、「口答えするからダメなんだ」というような答えが非常に多いようです。

これでは、選手が指導者に対して不信感を抱いてもおかしくない状況といえます。

しかし、ここで指導者の方々に理解して頂きたいことは、

 

選手達本人は技術向上を目的として努力している

 

ということです。

それは、本人たちなりのやり方ではありますが、前をむいて進んでいる行為です。

それに対して、説明なしに応えるというのは、少し雑な扱い方ではないでしょうか。

指導者には説明を、選手には責任を

では、このような変革期の問題をどのように解決すればいいのでしょうか?

指導者においては、やはり選手からの質問に対しては、選手が納得するような形で説明をする必要があると思います。

自分たちが育った時代もあるのは分かりますが、今の世代はまた違った時代に生きています。

しかしいつの時代も野球選手というのは野球が好きで、技術を向上させる思いで取り組んでいることは変わりません。

自分中心的な説明や理屈ではなく一般的な要素から、その選手の特性を加味してうえでの具体的説明が必要だと思います。

そして選手側においては、自分の意見も非常に大切だとは思いますが、指導者からの意見もしっかり聞いた上で自分に一番合った方法を選択できるような考え方を持つことが必要です。

そして何より

 

責任は選手本人にある

 

ということを自覚しなければなりません。

常に選択しているのは、プレイヤーである、選手自身です。 上手くなるのも、下手になるのも、怪我をしてしまうのも自己責任です。

いつの時代も、上達し一流の選手になる人は、自分で考え、自分で行動しています。

それは情報を手に入れやすい現代であっても同じです。

様々な情報が飛び交う時代です。多すぎる情報から、どれを信用したらいいのかもよくわからなくなっているような時代でもあります。

自分にとって必要な情報を多く探し出し、持っていることは大切なことではありますが、指導者と選手の関係性が崩れていいことはありません。

一番大切なことは、周囲の人間と協力しながら成長していくことです。 一人でできることなんて限られています。

そのためには指導者が行うべきこと、選手自身が行うべきこと、

 

指導者には説明を、選手には責任を

 

求められる時代になっています。

ちょうど私の年代が境目の年代だからこそこのようなことがわかると思うのです。

 

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