野球選手は人の体をナメている
野球選手は人の体をナメているとはちょっと失礼な言い方になっていますが、体のことをもっと理解して欲しいということを声を大にして言いたいということを伝えたいがためです。
野球選手に限らず、スポーツ選手のほとんどが行う練習に、ウエイトとレーニングが存在します。
このウエイトトレーニングの意味とはなんなんでしょうか?
そして、「人の体」、「筋肉」について考えてみたことはあるでしょうか?
すこし勉強してみれば、冒頭のタイトルの意味を分かって頂けると思います。
身体が資本のスポーツ選手が自分の身体について学ばないのは、教師が教え方を学ばないのと同じです。
なんとなく才能でうまくいく時期というのには限りがあります。これを機会に勉強してみてください。
人体のハナシ
「人の体は60兆もの細胞からできている」というフレーズはいろいろなところで聞かれるとは思います。
それらの細胞が様々な生理的作用によって、生きていく上で正常に機能し大きな誤差はなく、人体が健康的に生きられるように働いています。
人は非常に効率的かつ合理的に動作しています。
そのためにも、関節や筋肉には様々なセンサーがつき脳に情報を送っています。
その脳と、体に情報網を張り巡らせているのが神経です。この神経の情報によって筋肉の力を出させるか否かが決定しています。
人の体にある筋肉というのは、小さな筋線維からなっています。
この筋繊維は非常に細く、目に見えないほどのサイズでありながら、その一つ一つが発揮する筋力というのはびっくりするくらいあります。
この筋繊維が、何百本も合わさって、同じ方向に動き出せば、とてつもない筋力となるのは想像に難くないでしょう。
大切なのは使い方
一つがどれほどの大きさを発揮するかなどは、かなり専門的になってくるので、確証が欲しい方は各自研究してみてください。
筋繊維一つの筋力が強大であるという前提で話を進めます。
そのような強大な力を誇る筋繊維をもつ人体をそもそものベースにもつ人間に、さらなる筋力トレーニングを施すことの無意味さを感じて頂けるでしょうか?
でもここで一つ疑問が生まれると思います。
何故、個体差が生まれているのか?
ということではないでしょうか。
簡単に言えば、「隣のあいつはなんであんなに足が速いんだ!」ってことです。
これは先ほどの神経の話が大きく関わってきます。
つまり個体差が生まれる要因は
身体、筋肉の使い方
によって生まれています。
力が発揮できていない人、というのは発揮できている人に対して、神経の筋肉に対する指示がうまくいっていません。
筋トレによって蓄えられる筋力というのはたかがしれています。
また、筋トレなどのウエイトトレーニングは細かい繊細な筋肉の動きなどを感じることができなくなるような代表例でもあります。
この小さな筋線維群がしっかり動くような調整を行うトレーンングは非常に効果的だとは思いますが、筋トレでは実現できません。
このような意味で、掲題のような文言にさせていただきましたこと御詫び申し上げます。しかし、本物志向を追求する場合はこの詳細な体の深部の動きを理解して動くことをお勧めいたします。
人の体は非常に素晴らしい精密機械のようにできております。そんな小さな声を一つ一つ聞きながら技術を高めていくことをおススメします。
あなたの身体は既に素晴らしい!
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