野球肩・肩のケア

故障をしていない今だからこそ読んで欲しい ~「野球肩」の治療の現実はもはや医療事故~

「野球肩」の治療はもはや医療事故

野球肩革命所に、肩の怪我や、肩のケア、メンテナンス及び怪我をしないための投げた方などなど多数のご質問やお問い合わせが日々たくさんきております。

たくさんの方からメッセージを頂くので返信に時間を要することもございますことをご了承ください。

また「野球肩」などの故障は、野球人生に直結してくるので、いい加減な回答はできないために、一つ一つに丁寧にお答えしなければならないため、一日に返信できる人数に限りがでてしまいます。

それくらい「野球肩」を初めとする野球の傷害にかかわる治療というのは非常にセンシティブな問題です。

しかし、そんな「野球肩」への多くの医療現場で行われている治療が、医療事故状態といっても過言ではない状態になっていることに日々悲しくなってきます。

自分自身も「野球肩」によって野球生命を断たれたことより始めた「野球肩革命所」、分かっていたとはいえ、やはり燦燦たる状況だったため、改めて、みなさんに状況をお伝えしたいと思います。

そして、故障中の方には適切な動きを、まだ故障に至らない方には、対処方法やケア方法を考える一助になればと思います。

2か月間ノースローをするということ

さて、先日のお問い合わせから抜粋させていただきます。

 

ボールを投げたら肩の前方に痛みが走った・・・。ある病院を受診すると、2ヶ月間のノースローを告げられた。インナーマッスルのトレーニングを行うように指示をされた。2ヶ月後投球再開すると、軽いキャッチボールで違和感が出る状態です。このまま投げ続けても大丈夫でしょうか、どうすればいいのでしょうか。

 

といったお問合せがありました。

この状態ではおそらく通常の投球は不可能です。それも、2ヶ月間もノースロー状態したのにもかかわらず・・・。

あなたはこの2カ月間のノースローが何を意味しているか本当に分かっているでしょうか?

時期にもよりますが、2ヶ月間のノースローは選手生命を左右するものです。

それは、例えば春先に2ヶ月間のノースローを余儀なくされた場合、2ヶ月後の投球再開で問題なく投球が可能になったとしても、実際に試合で投球できるようになるためには6ヶ月後になります。

万が一痛みが残っていれば、その年は棒に振ります。

痛みなく投球できたとしても、6ヶ月後に公式戦がなかったら、その年は棒に振ったのと同様です。

しかも悪いことにその6ヶ月後というのは、故障をする前の状態に戻るだけで、成長しているわけではありません。

学生野球で1年間を棒に振るということはかなり致命的で、選手生命を左右すると言っても過言ではありません。

そう捉えた時、痛いから単純にノースローにするという判断と選択は、100%正しいのかというと疑問が残ります。

肩の怪我は直接的に生死に関わることではありません。

そのために、医療現場では、なかなかシビアに捉えることができないかもしれません。

しかし、これが万が一、生死に関わることだったとしたら「医療事故」といっても過言ではありません。

野球選手にとっては、野球ができなくなるというのは、その瞬間には死亡宣告に等しいぐらいの精神的苦痛を伴います。

野球選手は輝ける期間が限られています。

どれだけ頑張ってもほとんどの選手は35歳くらいまでしか現役でいられません。

ましてや高校で野球をやめるのであれば3年間しかありません。その中の1年間を棒に振ってしまったら、3年間が終わってしまう選手もいるかもしれません。

そういった背景までしっかり見た中での判断が重要だと思いますが、なかなかそこまで行う施設や医療機関は少ないでしょう。

本当の痛みは自分にしか分からない

医者には肩の痛みはわかりませんし、微妙な選手心理は分かりません。

結局のところ、自分しか本当のことはわかりません。

そのため、医師の診断というのはあくまで参考にし、自分の判断で投球するのか否かの判断をしたほうが懸命であると思います。

どれくらいの可動域で、どれくらいの痛みが出るのか、投球時にどんな痛みが出るのかなど、把握している先生に出会うことはとてもラッキーなことだと思います。

しかし、なかなかそんな幸運なことはおきません。その時には自己判断が重要になってきます。

2ヶ月間のノースロー期間を宣言された選手であれ、肩の治療やフォーム改善を徹底的に行い投球しながらの改善を目標にした治療というのが存在します。

2ヶ月後に痛みがなくなり投球できた場合には、ノースローを行わなければ治療から3ヶ月後には試合復帰できます。

万が一痛みが残った場合でも投げるための筋肉は備わっているために、その年を棒に降る可能性は極めて低くなります。

野球肩革命所では、そんな細かい相談も受けておりますので遠慮なくLINEにてご連絡くださいませ。

私が診断できる距離関係であれば私がお受けいたしますし、信頼できる方が各地にいらっしゃるので、そちらの先生をご紹介することも可能です。

自分は社会人野球まで経験し140km/h以上の球を投げ、「野球肩」・「野球肘」に苦しみ、その結果野球界を断念しました。

その後、東京青山にて治療院を経営し、累計7万人以上を施術してきた経験から、あなたの気持ちは重々理解できます。

もし違和感を感じているなら今すぐに、治療中で改善が見られなければ、それこそ直ちに、まだ故障していないのであれば、メンテナンス・ケアの方法を今すぐ考え直してください。

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