あなたの野球肩の痛みはどこ?
野球をっている人であれば、一度や二度くらいは肩の違和感や、張り、痛みを経験した選手も少なくないでしょう。
また、現在まさに「野球肩」の痛みに悩まされている人もたくさんいらっしゃることと思います。
ちなみに、その痛みとはどこら辺に痛みを感じるでしょうか。
それはおそらく
肩の前方からやや横にかけて
ではないでしょうか。
そしてボールを投げた時には「ズキン!」と関節の中の方になんとも言えない鋭い痛みが走り、投げる気力を奪ってきますよね。
私も現役時代に肩の痛みに悩まされました。
19歳で痛めた「肩」は現役引退の27歳まで痛み続け、現在も違和感を残し続けています。
そんな「肩の前方からやや横にかけてのエリア」が痛んだ場合には、「インピンジメントシンドローム」の可能性が99%でしょう。
腕を「挙上」したり、「回旋」したりで摩擦が起き、限界が来た時に発症します。
野球肩になるまでに防ぐことはいくらでもできるはず
初期の段階であれば、一週間もすれば問題なく投球できるようになるのですが、それくらいの痛みだと選手は投球を止めることはありません。
ある程度痛みが強くなってきたけれど、肩が暖まれば楽になって投げれるようになる程度でもなかなか痛いとは言いません。
その結末は、投げるたびに痛くなってしまい自分で何かする手段がなくなった時、初めて「コーチ」やト「レーナー」に相談します。
最終段階まで来れば、長期的に治療を優先的にしなくてはいけない状況なので復帰までに時間がかかってしまいます。
そうならないためにも日々のケアが大切ですし、違和感を感じた時に信頼できる治療家に相談できる状態をつくっておくことです。
野球選手の肩痛の大半は「インピンジメントシンドローム」です。
その次に考えられるのが「上腕二頭筋長頭腱付着部断裂」、「関節新断裂」などがでしょう。
野球選手の肩の「傷害」は、その3症状に絞られます。
反対に言えばその症状にさえならないような努力をすればいいという事です。
肩の怪我は致命的になりかねません。是非ともシビアに考えてくださいね。