野球選手のイップス対策にはまずイップスを知ること
「イップス(運動障害)」は野球選手の最大の敵の一つでしょう。
この「イップス」は詳しい原因が不明とされているので、さらにやっかいです。
「精神的苦痛」、「関節の硬さ」、「身体のバランスが崩れている」など要因は様々です。
多くの人が改善を試み、様々な理論が生まれてはいるものの、いまだ確実な「原因」や「解決策」が発見されていないのが現実です。
その中でも、「イップス」の原因は精神的なものと考えられているのが一般的です。
もし、「イップス」の原因が精神的なことであったなら、野球に対しての最大の敵は「己」と言い換えることもできます。
「イップス」って何なの?
ところで、この「イップス」の存在は、野球選手なら大半の選手が知っていると思います。
しかし、親御さんの中には存在を知らない方もいらっしゃると思いますので「イップス」がどのようなものか記しておきます。
「イップス」とは突如として、全く見当違いなところに投げてしまったり、そもそも故障や痛みもない、野球肩や野球肘でもないのに「ボール」を投げることもできなくなったりします。
しかも本人にも原因がまたく不明な状態です。
「投手」が、「捕手」をめがけて投球したのに、投手と捕手の真ん中くらいの距離でワンバウンドしてしまうこともあります。
または「バックネット」の上の方に投げてしまうこともあるでしょう。
野手では内野ゴロを捕球したのに、スタンドの方まで投げてしまうといったこともあります。
しかも、延々と繰り返してしまいます。
このような状態を「イップス」と呼んでいます。
見ている人からは「何してんだよ。」という感じなのですが、本人とすれば原因が分かりません。
治し方が分からないので、どうしていいのか分からない状態です。
ちなみに私は、近い距離が軽く投げらることができない「イップス」にかかりました。
私の場合は軽く投げることができなかったので、割と対応する術を知っておけばそれほど困ることはありませんでした。
ただ、「ホームゲッツー」する時や、「一塁けん制」する時がが苦手でしたね。
「イップス」はどんな選手でも陥ってしまう可能性のある症状です。
間違っても自分がダメな選手だなんて思わないようにしてください。
「イップス」はれっきとした故障です。
これから「イップス」に対しての詳しい原因や対策を記していきますので、ご期待くださいね!
皆さんのイップス体験談大募集
「イップス」には様々な「イップス」が存在しています。
一人一人に違った「イップス」があるので、具体的な解決方法は様々です。
そこで「野球肩革命所」では「イップス」に悩む選手の少しでも助けになるために、「皆さんのイップス体験」を募集しています。
問合せ数が膨大になるため個別にお答えすることはできませんが、先着順にて記事の形でお答えしてまいりますので弊社LINEアカウントまでどしどしご応募ください。