この時期の肩関節の痛みは致命的ですよ
投手が夏の大会の直前に、「肩が痛い」、「肩の張りを感じる」、「ボールを投げられない」、「イップスになった」といたことはよくあるハナシです。
これは本番の大会であること、特に3年生にとって最後の大会というプレッシャーから引き起こす可能性を高めています。
そのプレッシャーがあらゆる身体の部分に緊張を与え、緊張状態は身体を敏感にしてしまいます。
敏感になると、手足の先がしびれ、手足の先が冷えて、冷たい汗をかきやすくなります。
さらに、痛くもないような関節が疼いたり、痛みを感じることもあります。
つまり、身体的には(器質的な)損傷がない状態にも関わらず、痛みが発生しているケースもあるということです。
そのため、医療機関に受診し、どんな状態になっているのかということを検査しておくのが良いかもしれません(とはいえ必要以上の恐怖を感じるのも危険)。
「損傷」や「断裂」があった場合には、最後の夏は諦めなければいけないかもしれません。
しかし、名治療家と言われる先生は全国探せば数名はいます。
たった1日で、ある程度のところまで回復してくれる先生方はいます。
医学では解明できないけれど、痛みを取る先生方はいます。
そういった先生方を、探し、治療してもらい出場を間に合わせてください。
名治療家と呼ばれる人にとっても、早期であれば、早期であるほど改善の可能性が高まります。
この大会直前の時期での「痛み」は神経的に敏感になった結果出るものが大半です。
とはいえ、本当に「炎症」や「損傷」が起きている場合もあるので念のため検査をしましょう。
この時期の「怪我」・「故障」は選手生命にとって致命的です。
体調第一で、夏の大会に備えてください。
さあ最後の夏です。
今までの集大成をぶつけて、グラウンドを大暴れしてください。
最高のパフォーマンスが出せることを願っております。