親は子どもの可能性を信じるだけでいい
人間の体の感性といものは、様々なモノを身に着けるによって鈍くなっていきます。
例えば、野球選手で分かりやすい所でいえば、「筋肉」がその代表的ものです。
あまり意識されていないところでいうと「知識」です。
これは野球に関して言えることではなく、すべての人間生活にあてはまることです。
「野球肩革命所」としては、
「筋肉」と「知識」はつけないほうがいい
とお伝えしています。
間違えないで頂きたいのは、結果論ついてしまった「筋肉」、「知識」は必要だということです。
つまり、あえてつける必要はないということです。
あえてつけることでの弊害は、「恐怖」によって「チャレンジ」ができなくなってしまうことです。
あと一歩で目標に到達するというところで、やめてしまうということが起きてしまうからです。
「筋肉」をつけることによって、人間本来の素晴らしい「動作」、「感覚」による最適な動きができなくなっていきます。
「知識」をつけることにより、体を動かす前に頭で判断するようになり動けなくなってしまいます。
人間というのは、感覚で最適な動き方というのを、実現できるように身体の構造が適応するようにできています。
これらのことを考えれば、野球選手の子ども達が感性を失っていく原因が見えてきます。
何が言いたいのかというと、
親はもっと子どもを信用しよう
ということです。
生命の危機に関わることだけは十分に注意をする必要があります。
そこだけ子どもに伝えてあげれば十分ではないでしょうか。
例えば「ボールを人にぶつけたり」、「バットで殴ったり」といったことへの制御をしてあげれば、あとは子どもに全てを任せて動かせるぐらいが、子どもの能力を伸ばす一番の指導方法ではないでしょうか。
間違いなく「大人の走り方」と、「3歳児の走り方」を比べれば、「3歳児の走り方」のほうが合理的で効率的な動作をしています。
それがいつしか、大人に成長していく過程で余計な情報が入ってきます。
その結果、感性はどこかへと消え去っていくことでしょう。
ポイントは「自分で創意工夫してやっていく」、つまり「考える」環境を整えてあげることではないでしょうか。
現状の野球界では、ここに記した内容のような人間の「身体」、野球界では考えられない「常識」に関する知識を勉強できる場所がありません。
そこで「野球肩革命所」では「野球肩革命チームトレーナープロジェクト」を立ち上げることにしました。
「野球肩革命チームトレーナーPJ」では、社会人野球まで経験した「柔道整復師」の資格も持つトレーナーが、「出張治療」として身体の改善を行いながら、「怪我」・「故障」のリスクを下げる身体作り、さらには技術が向上する身体の使い方の指導までを「チーム単位」にて行っています。
一人では高額な「トレーナー」を雇うことが困難でも、「チーム単位」で行えば一人当たりは低料金で取り入れることができます。
本気でプロを目指し、本気でサポートしていきたいと考えるのであれば、早くからやればやるほど効果的です。
これからの野球選手は、身体の知識を持って、「疲労の回復」と「故障しない身体創り」を行えば自然と上達していきます。