本気で野球が上手くなりたいなら「監督」や「コーチ」がいう事は無視
少し強烈なタイトルをつけてしまったので、大前提として以下のことだけは注意しておいてください。
それは、
・「監督」や「コーチ」があなたのことを意地悪して下手にしようとは思っていない
・常識の中にも正しいことがある
という2点です。
そして、この2つの大前提を持った上で考えて欲しいことがあります。
それは、
あなたがどれくらい本気で野球を上達したいと思っているか
です。
あなたが目指す野球選手像によってやるべきことが変わってきます。
なぜなら、
本気で規格外の選手を目指したいのであれば「監督」や「コーチ」の言っていることを全て聞いていては不可能だから
です。
「監督」や「コーチ」は、「チーム」をまとめ、全体を把握しながら動かざるをえないような立場にいます。
つまり、
たった一人の選手だけに、個別に細かい「指導」や、その選手ごとの「長所」や「短所」を指摘し、修正していくことは不可能に近い状態である
ということです。
全ては「チームが勝利する」ために取捨選択をしていっています。
また、「監督」や「コーチ」も「人間」なので、肌が合う人もいれば合わない人もいます。
できれば指導者の立場に立つのであればやって欲しくないことですが、
自分のやりたいように経験したことを伝えたり、少しだけ勉強してきたようなことをアドバイスする
ということが往々にして起こりえます。
しかし、その助言が一方向からしか検証されていないことが大半なため、一人の選手をとって考えた時に当てはまるとは決して言い切れません。
人間の身体は一人一人異なるため、一般論や常識はあくまで確率論的に当てはまる可能性が高いだけです。
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