野球界からマッサージやストレッチが否定される日は近い
プロ野球選手も含め、社会人野球選手の多くは、試合後や練習後にマッサージを受けるようにしています。
職業野球人でなくても、多くの選手がマッサージを積極的に受けていると思います。
しかし、野球肩革命所を常日頃愛読いただいている方はご存じだと思いますが、
マッサージは疲労回復にもケアにも役立っていません。
もっと言うならば、野球選手がやっているようなストレッチにも疲労回復や身体のケアには意味をなしていません(『野球選手のストレッチやマッサージには意味がない』)。
詳しい理由は後述しますが、そんなに意味がないのに何故、すべての野球人がやっているのでしょうか。
その答えは簡単で
ストレッチやマッサージが気持ち良いから
です。
この「気持ちいい」が中々のやっかいなヤツで、脳の視床下部から快感物質が出ています。
この物質はモルヒネに似た物質で、中毒性、依存性がある物質です。
そのため効果があるような気がする上に、やめられなくなってしまいます。
ちなみに私も、現役時代にはマッサージやストレッチを多く取り入れ、ケアをしているつもりになっていました。
それにも関わらず、怪我が多い選手だった上、最後は野球肩によって現役を引退することになっています。
かたや、身体のケアなんか全くせずに、遊びやパチンコなどに一生懸命な選手の方が故障しないというケースに多々遭遇してきました。
その後、そんな体験を基に、治療家として身体のケアを徹底研究していると、野球選手にとってマッサージやストレッチは大した意味もなく、やるだけ時間の無駄だなという考えに至っています(笑)
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