野球の指導者は効果を知らない練習を教える

効果があればやる、効果がないなら辞める

選手には未来があります。

もしかしたら数億円稼ぐ選手がいるかもしれません。

そういった見極めは誰であっても結局はできません。

そんな中でも指導者がやることは、

選手が上手くなるために、試合に勝つために、ベストな練習方法を考えること

ではないでしょうか?

それにも関わらず、練習量はたくさんやらせるのに効果が大して分かっていないようなことをやらせ続けていいのでしょうか。

そんな事実を選手や選手の親が聞いて納得するでしょうか。

監督業、コーチ業は単なる業務ではありません。

指導者の醍醐味とは、

全力で指導し、選手の夢のお手伝いをすればするほど、最後には自分が夢を見させてもらえること

です。

少なくとも私はそう考えています。

ただし、私はこの現状を悲観的には捉えていません。

なぜなら

自分がやった事もない練習を、どういう効果があるのかわからないような練習を、選手にやらせているだけの現状があるなら、野球界にまだまだ伸びしろがあるということだから

です。

閉塞的な野球界と言われていますが、もっとオープンに、様々な人の意見を取りいれつつ、守るべきものは守るというような世界にしていけば、野球界に発展が望めるでしょう。

答えはシンプルです。

効果があればやりましょう、効果がないなら辞めましょう

もっと大切なことは

効果を検証するつもりもない練習なら辞めましょう

どれだけ瞬間的に効果がある練習でも検証する姿勢がなければギャンブルをやり続ける毎日です。

ただし、プレイヤーの方にも一言。

自分で試してみることは忘れずに、自分で考えてやらなければ何も分かりません。

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