なぜ野球肩の対策に股関節と腹部の調整が必要なのか
腹部の調整が重要になってくるのはとりわけ夏場においてです。
夏場において、グラウンドの上では「直射日光」の影響も考えれば、40度近い体感温度になっているはずです。
そんな時に、氷の入った冷たい飲み物をがぶ飲みしやすくなります。
また、疲れやすいので甘いモノをたくさん食べたりする傾向にあります。
冷たい飲み物や大量の糖分を摂取することは腹部に悪影響がでます。
さらに、
腹部にとって悪影響があると、下半身に対しても悪影響を及ぼしてしまう
という身体の仕組みがあります。
腹部が冷えると、「下半身」が適切に使えず、甘いものを食べすぎると、腹部に水分を「停滞」させる原因になります。
「下半身」が適切に使えなくなると、必然的に「上半身」の「筋力」にばかり頼るようになり、上半身が疲労しやすくなります。
そしてそんな時に、最も疲労しやすい「肩関節」に疲労が集中します。
その結果、危険信号として身体が「肩関節」に違和感を発生させています。
ただでさえ「下半身」よりも「上半身」の方が「エネルギー」を発生させにくいのにも関わらず、それらを「上半身」ばかりに頼ると故障しやすいことは容易に想像がつくでしょう。