野球選手が故障や怪我をした時に求められること
あってはならないことですが、故障や怪我をしてしまったとします。
しかも運が悪いことにシーズン中です。
そんな時に選手に求められることとは何でしょうか。
それは
一時でも早い復帰
です。
痛いのは誰でも嫌です。
しかし、それ以上に試合に出られない方が嫌ではないでしょうか?
パフォーマンスが低下してしまう方が嫌ではないでしょうか?
アイシングは「治す」ためものではありません。
アイシングは神経的に痛みをぼかし、脳を騙すものです。
人間の身体とは、
何かしらの損傷がある時、その部分をさらに悪化させないように、炎症し、痛みを出し、晴れを出すことによって自然治癒力は促進
します。
「痛み」や「炎症」は必要悪として存在しています。
身体が自分の身体を治そうとするためのシグナルです。
しかし、アイシングはそのシグナルを抑える行為です。
つまり、アイシングという行為が自然治癒を妨げています。
体は治ろうとしているにもかかわらず、その反対をするという本末転倒な状況を作り上げています。