今ある野球界の常識も昔は非常識と言われたことばかり
本日の記事では肩関節にフォーカスしてお伝えしてきました。
具体的なアプローチ方法を示すことができなかったことは残念ですが、それでもお伝えしたのには理由があります。
その理由とは、
今まで当たり前とされてきていることがだんだん変わってきて当たり前ではなくなってきていることがたくさんあるということをご理解頂きたかったから
です。
科学とはある意味、何らかの正しいことを証明すると同時に、過去に正しかったことを否定することです。
つまり、「現時点では正しい」、「現時点では最適」という方法を指し示すものです。
さらに「医学領域」の進化は早く、「トレーナー領域」の研究はその場しのぎになっている傾向にあります。
本質的な部分からの改善は見込めていないのが現状ではないでしょうか。
イチロー選手の振り子打法も登場してきた時は批判の的でした。
しかし、一度結果を示せば常識など覆ります。
そんなイチロー選手も海を渡ってあっさりと振り子打法を捨て去りました。
野球人生はそれほど長くありません。
できる限り効率的に、技術が早く向上したいと考えなければ一瞬で過ぎ去ります。
ここで紹介した内容は、まだスポーツトレーナーの領域では一般的ではない考え方かもしれませんが、いづれは浸透していく考え方です。
これからの野球選手は、ここで紹介したような理論をできるだけ早く手に入れ、実践していくことが重要になってきます。
今、常識として語られることも新しい考え方として紹介された時は非常識と言われていたことばかりです。
それが現在のように様々な情報へと簡単にアクセスできる時代になった今、常識と非常識の変化は目まぐるしく変化します。
ライバルも様々な所で有益な情報を仕入れています。
あなたも取り残されることなく情報を仕入れ、自分の頭で考え、自分自身で検証し、さらなるアイディアを出していかないことには野球選手としても勝負できない時代になりつつあります。
今ある野球界の常識に囚われず新しいことにどんどんチャレンジしてみましょう。