野球肩はノースローすると悪化することもあるって知ってた?
野球選手はある意味では故障との闘いとも言えます。
どれだけ優秀な選手でも一度の故障によって選手生命を終わらせてしまうことが良くあります。
そんな野球選手の故障の中でも野球肩は郡を抜いて厄介な故障です。
ボールを投げるという動作だけでなく、バッティングにおいても肩関節は大きな役割を果たしているため、野球選手のパフォーマンスに大きな影響を与えます。
さらにパフォーマンス面だけでなく、野球肩は一度発症してしまえば現在の常識では簡単に治ることはありません。
その最大の要因は、
野球肩の診断や治療にあたる医師・治療家がプロに限りなく近いレベルで野球を経験したことがないから
です。
野球肩(正確には肩関節の傷害の総称)と医療機関で診断されると、ほぼ100%の割合で数週間から数か月の間ノースローの指令が出されます。
しかし、
このノースローの判断が正しくないことがある
ということを忘れてはいけません。
ノースローをすることで野球肩が悪化するケースさえあります。
一般的には休息をとれば回復すると考えられていますが、野球選手といった異常なまでに身体を酷使するスポーツ選手には、その一般常識が当てはまらないことが多々あります。
本日はそんなノースローを行なったにもかかわらず、野球肩が悪化したパターンについてお伝えしていきたいと思います。
常識で考えてはいけないということを知る上でとても興味深いケースです。