野球選手の「肩関節」において「軟骨」が果たしている役割
「肩関節」とは「肩甲骨」と「上腕骨」によって形成されている「関節」です。
そして「軟骨」とは、そのつなぎ目に存在し「スポンジ」状の滑りのよい組織として存在しています。
その特性から、軟骨は肩関節における潤滑剤の役割をはたしています。
また、その潤滑剤にあたる成分は「関節包」といわれる袋の中に存在し、関節内部の動きを滑らかにするのと同時に、栄養の供給も行っています。
さらに「軟骨」は、スポンジのような細かい穴が空いている組織で、その穴に「滑液」といわれる潤滑剤、いわばグリスが染み込んでいます。
つまり、
「肩関節」の動きを良くするためには、「軟骨」に存在する「滑液」が滲み出るように圧力をかけてあげれば良い
とうことです。
反対に、動きが悪い関節は、グリスの量が少ない傾向にあります。
そしてこのグリスは、日常生活をしているだけでは発生を促すことはできません。
そのため、積極的に軟骨のグリスが発生するように対策をしておかなければなりません。
ましてや、野球選手のように通常の生活では考えられないようなストレスをかけるている人間にとって、滑液の不足は大問題です。
放置し続けていると故障にまで発展しかねません。