投手に求められることを達成するために練習していることを忘れてはいけません。
多くの投手はブルペンで投げ込みをするのが大好きです。
しかし、そのブルペンでは何を目的に投げているでしょうか。
自分が得意とするボールをキャッチャーのミットに投げ込み、それで満足していないでしょうか。
先ほどの言葉の通り、思った所に投げられるコントロールは勝てる投手の一要素であって全てではありません。
あなたが得意だと思っているボール（つまりは「決め球」）は本当に打者が打ちにくいボールでしょうか。
そして打ちにくいと思っているコースは本当に打ちにくいコースなのでしょうか。
それらの確認もなく黙々と練習したとしても試合では思ったような結果が得られるとは限りません。
では、投手に求められている思ったような結果とは何のことを指しているのでしょうか。
答えは簡単ですね。
それは
チームが勝利を得られる確率が高められること
です。
もっとシンプルに言えば「勝てる投手」です。
勝つ投手になるために必要なことは、試合に勝つため、打者に勝つために必要なことを練習し、意味のないことは次々排除していく投手です。
そんな勝つ投手になるためには、練習のハジマリの目的を間違ってはいけません。
その代表例としてコントロールは良い例です。
自分が今練習しているコントロール練習は本当に意味がある練習でしょうか？
そしてそのコントロールを手に入れて目指している結果は得られるでしょうか？
そもそも何を目指してコントロール練習をしているでしょうか？
常識や周囲から与えられる情報だけに左右されて練習をするのは辞めにしましょう。
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