野球選手の考え方を一度白紙に戻しましょう
野球選手は、一度あらゆる考え方を白紙に戻した方がいいでしょう。
練習の取り組み方や野球選手としての生き方まで、常識と言われていること全てです。
「素振りが必要なのかどうか」といった超当たり前のレベルまで考え直すべきでしょう。
それぐらい野球界の考え方は昔からの考え方に凝り固まり、あらゆるスポーツ界の常識から取り残されてしまっています。
決してこれは過去を否定しているわけではなく、様々な新しい事実が発見されていっているので適応していこうと言っているだけです。
そして、考え方を白紙に戻す上でも、野球選手にとても必要なことがあります。
それは、
野球以外の勉強をすること
です。
野球選手が勉強嫌いなことは重々承知しています。
しかしそれでも、野球を必死にやることよりも勉強を最優先事項として取り組まなければなりません。
野球人生は思っている以上に短いものです。
大半は18歳までに野球を辞めてしまい、そこから30歳まで野球を続けられる人は極稀です。
さらに40歳まで野球ができる人は奇跡と言って良いほどのレベルで、そんな選手でさえ人間の人生は半分近く残っています。
つまり、
野球以外に関わっている時間の方が人生において圧倒的な割合を占めている
ということです。
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