「調整」はチーム単位だけでするものではない
また「調整」とはチーム全体で同じことをしても意味がありません。
なぜなら
「調整」とは人それぞれ違ったカタチでするものだから
です。
疲労が蓄積している人は休むべきであり、疲労が蓄積していない人は負荷のかかる練習をしても問題ありません。
また、ある選手にとっては走り込みが良かったり、ノックを受けることが良かったり、バッティング練習やバンドの練習が必要な選手もいます。
「調整」のカタチは人それぞれのカタチで存在しています。
ここまで来ると、大会直前にジタバタしたところで何もできないことに気づかないでしょうか。
選手一人一人が自分の役割を考え、選手として、チームとして何をやるべきなのか常日頃から考えていなければ「調整」することができません。
「楽練」が「調整」ではないことは当然の事、自分自身の、そしてチームとしての目標を明確にしてそれらの目標を達成するために何が必要であるか日々考えておかなければなりません。
そのきっかけとしては、新たな練習をすること以上に、意味をなしていない練習を省くことをおススメします。
一つ一つの練習が具体的にどんな効果を出しているか見てみましょう。
恐らく大半の練習に根拠がないはずです。
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