非常識

監督もランニングも要らない!ダウンスイングなんて嘘っぱち!これからの野球の新常識

キツい練習だけじゃ上手くならない

毎日、毎日しんどい練習を続けていますよね?

私も現役時代はそうでした。

しかし自分の目標は叶いませんでした。

今になって思うのは

キツいだけの練習って無意味

ということです。

小中高生は時間が限られていますし、職業野球は結果が出なければクビです。

限られた時間の中で、いかに効率的に結果を残せるかにこだわらなければなりません。

しかし、現実には効率的な練習ではなく、朝から晩までのキツい練習が野球の練習になっており、それが定着しています。

私もキツい練習を続けた結果、甲子園で初戦敗退。

プロ野球選手にもなれずに社会人野球選手止まりでした。

あのときに

もっと効率的な練習をしていれば結果は違った

と思うと悔しい思いも滲んできます。

同じような悔しい思いをしている選手を減らすことが私の使命です。

監督やコーチは選手にそのような悔しい思いをさせないようにしなければなりません。

ただ闇雲に練習するのではなく、動きを意識することがとても重要になってきます。

選手が30人いれば、30人分の骨格があります。

その30通りの動きは自分自身でしっかり確かめることが必要です。

そのためのサポートがコーチや監督の仕事なのです。

コーチや監督任せの練習ではなく自主的に自分の動作を分析し、自分に合った動作を自分で探すことが練習する上で必須になってきます。

キツい練習が良しとされる考え方はそろそろ改めるべきです。

ただ反復練習するだけじゃダメ

スポーツ選手だけではなくとも、反復練習をして動きを記憶させること、考える前に体が反応するくらい神経の伝達速度を上げることは必要です。

スポーツ選手は特に一つ一つのプレーを考えてから動いているようだと遅れてしまうので、反復練習をして反応良くプレーできるようにします。

ここで注意したいことがあります。

それは

正しい動作で反復練習する

ということです。

では正しい動作とはそもそもどういう動作でしょうか?

「地面からの力をロスなくボールに伝えるために関節、筋肉の動きを意識する」ということです。

無駄だらけの動きをいくら反復しても身にならないばかりか反対に怪我や、パフォーマンス低下に繋がるので行わないほうがいいです。

反復練習は意識して行うから意味があるのです。

走り込み不要

足腰の強さは野球選手とっての生命線です。

金本知憲選手が鉄人たる所以は徹底したトレーニングで鍛え上げた足腰があったからと言っても過言ではありません。

ではみんなが金本選手のような筋トレをしたら競技力が向上するかというとそうではありません。

足腰の強さとは、筋力的なことではなく、使い方です。

足腰の強さは無駄なエネルギーロスがなく、しっかりと力の伝達が行えることで達成できます。

決して重たい重りを持ち上げられることがロスのない状態を作るのではないということを理解する必要があります。

野球選手に一般的な練習メニューとなっているのが走り込みです。

走り込みでロスのない身体の使い方を意識して走り込むのであれば走り込むべきです。

逆に何も考えずに力の伝達のロスある身体の使い方が身につくのであれば走り込みは控えたほうがいいです。

金本選手が第一線で長く活躍できたのは鍛えられた足腰だけでなく、エネルギーのロスが少なかったからなのです。

ただ何も考えず走り込むだけの練習は無駄としか言いようがありません。

正面で捕球するな

野球では昔からずっと言われてきた格言のようなものがあります。

現代でも同様の指導はされています。

それは「捕球は正面で」です。

しかし実際は違います。

上手い選手ほど、正面で捕球しない

のです。

次の動作を考える、際どいプレーをすることが上手い選手は、正面で捕球することが以後のプレーにマイナスに作用したり、恐怖でうまく捌けないからワザと横で捕球することもあります。

緩やかなボールで、次の動作も考えないのであれば、正面捕球がいいです。

しかし、それは練習のための練習であり、試合では役に立ちません。

試合で使うための練習とは、次の動作を考えながら、様々なボールに対応できるグラブ捌きを身に付けることです。

実際の動きの中での動作と、静止状態での動作での勘違いがとても多いのも野球の練習には多々あります。

正面で捕球するという考えは捨てましょう。

ボールをよく見ても当たらない

バットとボールがかけ離れているときに言われる言葉の99%は「もっとボールをよく見て打て!」です。

そんなこと言われなくても本人はバットとボールを当てようと必死にボールを見て振っています。

しかし当たらないのです。

目を開けて振っている以上しっかりと必要な分だけはボールを見ています。

しかし

ボールを凝視することで悪循環に陥る

のです。

まず、ボールをよく見ると眼球のレンズの調整を図っている筋肉が異常に緊張します。

その緊張によって脳神経も過剰に興奮し、体に悪影響を及ぼします。

結果的に体が動かない、一瞬止まってしまう、というような現象が起こります。

それではますます打てないです。

ではどうすればいいかと言うと

投手のやや後方を全体を含めてぼんやり見る

ことです。

そうすることで投手が投げたボールを認識しやすくなり、勝手にバットが動きボールに当たるという現象が起こります。

体がリラックスし、バットとボールを勝手にぶつけようと体が反応している状態になります。

あまりにも調子が悪く、ボールとバットが当たらないという状態であれば、ぼんやりと見て練習してみてください。

ぼんやり見たほうが、ボールを最後まで見続けるよりもバットに当てやすいということが実感できます。

ダウンスイングの嘘

「上から叩け!」「フライをあげるな!」

こんなこともよく耳にします。

昔から今も変わらず言われ続けているキーワードになりますが大きな間違いです。

投手のマウンドは打者が立っている場所よりも上です。

つまり上から投げおろしてきます。

さらに、重力によって地面に近づきながら打者に向かってきます。

つまり、ダウンスイングや上から叩くことは、上から来るボールに対して上から当てに行っているということになるわけです。

そんなんじゃ効率的に当たるわけがありません。

様々なことが科学的に解明されるようになった時代です。

科学的分析されるようになればなるほど、昔の常識は間違っていたことに気づかなければいけません。

ところがまだ昔の伝説のようなことがまかり通っています。

ボールは上から下に投球されてくるのですから、打者は下から上へとバットの軌道を走らせる方が効率的と言えます。

ダウンスイングの嘘理論に騙されないようにしてください。

経験押し付け指導者はもう要らない

監督やコーチは選手を上手くするために存在しています。

私が現役時代にもそうだったのですが、どこから仕入れたネタかも分からないことをそのまま伝えるコーチ、自分が行ってきた経験をそのまま押し付けるコーチがほとんどでした。

しかし、コーチと選手の年の差はかなり離れています。

さらに、体つきも昔とは大きくちがい、指導方法も変化しています。

ところが、いまだに経験を押し付けているような指導者が多いのも現実です。

当然昔の指導方法にも素晴らしい指導方法はあることでしょう。

昔の指導方法の良いところ、現代の指導方法の良いところをチョイスし、選手個々にあった形の指導ができるようにコーチや監督も進化する必要があります。

選手、監督、コーチが切磋琢磨して人間的にも成長できる良い環境の時代に昔の経験の押し付けはナンセンスです。

これからの野球界

昔に比べ、野球人口は減少しています。

昔は野球ができなければ運動音痴と言われていたくらい野球人口は多かったにも関わらず、今ではあらゆる可能性が自分の力で選択できる時代です。

この時代に昔人気を誇っていた野球は埋もれてきていることは確かです。

現在40歳前後から上の世代は熱狂的な野球ファンは非常に多いです。

この年代の方々がもっと少年の将来のことを考えこれからの野球界の発展を促していく必要があるのではないでしょうか。

野球の主役は若い選手たちです。

野球に関わる老若男女全ての人が彼らのために努力することがこれからの野球界において重要かつ必須なのです。

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