体幹

野球選手には腹筋が必要ない?! ~野球界は「体幹」の捉え方がおかしい~

お腹の強さは腹筋ではなく腹圧の強さ

野球選手を初めとする、スポーツ選手はよく「腹筋」を鍛えています。

その「腹筋を鍛える」理由としては、最近よく話題になる「体幹を鍛える」ことが目的のようです。

しかし、「体幹を鍛える」ためには、「腹筋」では不十分、というより「体幹」のほんの一部過ぎて、意味がないレベルのハナシです。(『「体幹」を知らずして「体幹トレーニング」をするのは無意味です。 ~「体幹」のイメージのやり方~』)

「体幹」を鍛えることを目的とし、「お腹」にフォーカスするのであれば、必要な強さは、

「お腹の中からくる強さ」

が求められます。決して表面的な、「腹筋」の強さではありません。

体幹には「腹圧」がポイントになってくる

丹田呼吸という呼吸法をご存知でしょうか。

丹田呼吸は、ヘソのやや下あたりに意識を集中して深く呼吸をする呼吸法で、丹田を意識し呼吸をすることで横隔膜が下に大きく下げることができる呼吸法です。

その丹田呼吸を実現することができると、横隔膜から骨盤までの範囲の内圧を高めることができます。

この状態こそが腹圧が高まっている、つまりお腹が強化されている状態の本来の意味するところです。

「腹筋に思いっきり力を入れた状態」よりも、丹田呼吸で「腹圧を高めた状態」でお腹を叩いた方が、より強化されていることを実感できます。

この「腹圧」によって「体幹」を鍛えた状態で、ボールを投げたり、バットを振ったりすると、目的とした安定したフォームを手に入れることができます。

反対に腹筋の運動をたくさん行ったからといって、バランスの安定が生まれるわけではありません。

ここで分かることは、体幹のトレーニングには「呼吸」が大切だということです。

もちろん起き上がり腹筋運動が全くの無意味だということではなく、優先順位として後ろから数えた方が圧倒的に早いでしょう。

ボディビルダーなどの腹筋を見せるようなファッショナブル的要素が強いスポーツには腹筋運動は大切なトレーニングになってくるのかもしれませんが、野球においては重要ではありません。

腹筋よりもさらに深い部分の充実が先に大切になってきます。つまりは「腹圧をたかめることで」、そのためには「呼吸」が大切になってきます。

普段、無意識的になんとなくしている呼吸ですが、本当はとても奥深い行為です。

スポーツ選手にとって、また野球のような前後左右、斜め、後ろなどに切り返しを行いながら動いたり、大きくステップしてバランスを崩すような行為をあえてするような競技にはとても大切な動作の一つです。

1日5分でも構わないので「深い呼吸」のトレーニングを普段の練習に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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