投手の基本はストレートではありません。
投手の方であれば、こんなことを言われた経験は一度はあるのではないでしょうか。
・「投手の基本は真っ直ぐだ!」
・「真っ直ぐが投げられない奴が変化球なんて投げられるか」
こんなことよく言われませんか?
私は現役時代に何度も言われたことがあります。
その当時は、「その通り」だと納得していたので、とにかくストレートを磨きました。
しかしどれだけストレートを磨いたところで、球速が150km/hになることはありませんでした。
コントロールに注意して練習するぐらいが関の山です。
しかし現役を引退してこそよくわかりましたが、
投手の基本はストレートではありません。
では何が投手の基本となることなのでしょうか。
投手の基本とは、
その投手自信のベストボールを磨くこと
です。
つまりストレートの人もいれば他の球の人も存在して当たり前だということです。
そろそろ基本は「ストレート」という概念を変えていかなくてはいけません。
投手がやらなきゃならないことはなんなのか
ストレートが持ち味の投手であれば、もちろんストートに磨きをかける、スライダー、カーブ、フォークなどが持ち味であれば、そのボールが、その投手の「基本」になります。
変化球が投げられない年代であれば、「得意のコース」が基本ということですね。
この基本のポイントがずれてしまうと、投手として大成することは難しいでしょう。
基本となる球種がない投手は、基本となるボールを作ることです。
反対にもっとも勝てない投手というのは、
「満遍なく様々な球種が投げられる投手」
です。
オールマイティー型の投手というのはなかなか勝ちをつかめません。
それよりも球種は3種類くらいであっても、1種類だけがずば抜けている投手の方が必ず勝てます。
そして、ここで最も考えて欲しいことは、
投手としての役割
についてです。
投手がやらなければならないこととは何でしょうか。
決して多彩な「変化球」や「剛速球」を投げて観客を沸かせることではありません。
何が大事かというと
勝利に貢献できる投手になること
です。
もっと言えば、「優勝請負人」になることです。
このことを常に意識して練習してください。
そうすれば「基本はストレート」という考え方がいかにおかしいか分かるはずです。
まずは基本のボールに気づき、とにかくミスがないように練習しましょう。
基本のボールがなければ、基本となる球種を作ることです。
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