優秀な投手だけが知っている正しい決め球の考え方

投手の決め球はケースによっても変化する

まずA投手はスライダーが決め球です。

B打者が打席にたちました。

初球にA投手はストレートを厳しいコースに投げました。

B打者は初球だったので厳しいコースを見送りました。

しかしタイミングはストレートに合っています。

この場合、次のボールは何を選ぶでしょうか。

ストレートはまず投げませんよね。

次にA投手はスライダーを投げるでしょう。

B打者はストレートにタイミングを合わせているため、A投手の決め球であるスライダーはタイミングが合わず空振りしました。

カウントは2ストライク0ボールです。

さて、ここからあなたなら何を投げますか?

私ならスライダーにタイミングが合うまでスライダーを投げ続けます。

コースなんて関係ありません。

ストライクとボールの出し入れをしてもいいし、3球勝負してもかまいません。

スライダーがバットに当てられてから初めて他の球種を考えます。

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