時代にあった練習方法がある
もちろん今の指導者達が学生だった頃には、体罰があたり前の時代だったことでしょう。
そして体罰をしなければ、すぐにさぼってしまっていた世代なのかもしれません。
しかし、
今の現役の選手たちの世代は体罰をしたからといって動きません。
そのため、「体罰」の良し悪しとは別に「体罰」が指導方法において効果的ではありません。
今の世代の選手達は、理論を整理立てて説明し、納得しなければ練習すらしようとしません。
体罰の善悪を考える前に、野球の上達を純粋に考えるのであれば、この世代による指導方法の変化があるという事実について考える方が大切ではないでしょうか。
単純に
体罰は最適な指導方法ではなくなっている
ということです。
体罰で選手は動きません。
つまりは上達をしません。
選手が上達しないのであれば指導者とは言えません。
昔とは違った状況に違和感があるかもしれませんが、現実は現実として受け止めざるを得ません。
ただし、興味深い事実も存在します。
昔であれば積極的にサボろうとする選手が多かったのに、理論を整理立てて説明し、納得をした選手はサボろうとはしません。
つまり、
ある意味では生真面目な部分をもった選手が多い
ということです。