投手は打者の心理を知ることで上手くなる。
以前の記事で、投手が自信のあるボールが「決め球」ではなく、打者が打ちにくいと思っているボールが「決め球」だというハナシをしました(『「決め球」は投手自身が決めるのではなく打者が決めること』)。
かなり当たり前のことを言っていますが、投手という性質上、周りが見えなくなってしまっていることは一般的です。
本日は「決め球」から一歩踏み込んだ「打者心理」の話をしていきたいと思います。
投手の最低限守らなければいけない仕事は、相手チームを0点に抑えること、自チームが勝利の流れを生み出せるような試合展開を創ることです。
そのためには、自分が投げていて気持ちいいボールよりも打者心理のことを必死になって考えましょう。
打者の心理状況を分かれば、投球に幅が生まれ、楽な試合展開になることは言うまでもありません。