チームプレーの本質を理解すること
指導者のことを理解するには、まず「チームプレー」とはなんなのかということを理解する必要があります。
野球というスポーツはチームプレーであることは言うまでもありません。
野球チームとは試合に出ている9名だけのことを言うのでは当然ありません。
試合に出ている選手、ベンチで応援してくれる選手、スタンドで応援してくれている選手、いつも教えてくれる監督やコーチ、お手伝いをしてくれるマネージャー含めチームに関わる全ての方々のこと指しています。
これらの関係者たちが役割を全うし、適切に機能することがチームワークでありチームプレーです。
シビアな部分で言えば、投手なら0点に抑える事、打者ならヒットやホームランを打ったりして点を取ること、監督はしっかり選手たちの起用をして采配を下すこと、コーチはそのサポートを行います。
ここで大切なことは
チームプレーというのは馴れ合いではない
ということです。
仲良しチームを作るのが目的で野球をやっているわけではありません。
指導者はチームが勝つことを優先して考えています。
迷惑をかけないことを目的に野球をしているわけではありません。
チームワークとは
それぞれがしっかりと目の前の仕事を純粋にこなすこと
が本来の意味合いです。
決して馴れ合いではありません。
そしてそのチームワークを果たすことこそが、結果的に周囲へ迷惑をかけないことにつながります。