投手が投球する時に肩関節は異常な動きをしている
野球選手の投手の肩を完全回復の方向性に向かわせるためには「強制的に物理的な何か」を行い血行の促進をはかる必要性が必ずあります。
単純に休ませるだけの方法は、
ある一定の回復はしても、完全には回復することはなく8割くらいのところで止まってしまいそれ以上は回復しない
ということを知っておいてください。
つまり、何もしなければ疲労が徐々に蓄積されていくということです。
8割以上を回復させるためには物理的な刺激が必要不可欠です。
物理的な刺激と言えば、「マッサージ」、「鍼治療」、「ストレッチ」などがあげられるでしょう。
他には比較的長い時間お湯に浸かって全身の血行を上げることなども効果があります。
なぜ、ここまでしないと肩が回復しないのでしょうか。
それは、
肩関節が投球動作の際に人間の日常生活では考えられないような異常な動きをしているから
です。
通常ではあり得ないようなひねり方や伸び方をしています。
そのような動作を常に抵抗しながら支えているのが「筋肉」の存在です。
野球肩といった障害が起きるのは、
投球動作などに筋肉が抵抗している中で疲労が原因で動きがわすくなることで肩全体のバランスが崩れること
が原因になっています。