野球肩を治療する前に肩が自分で治りたがっていることを知ろう

野球肩が野球選手に教えてくれること

野球選手の多くは、少し頑張らないぐらいが丁度良いと言っているのは、何も適当に言っているわけではありません。

これは、私が3歳〜27歳の間に現役で野球をしてきて、最後は肩の痛みにより30mも投げられなくなって初めて気づいたことです。

自分なりによく走り込んできました。

当時、良いと言われていた肩のケアも全て一生懸命やってきました。

肩の治療のために全国中の治療院へと行きました。

監督やコーチ、治療家、病院の先生の言うことをきっちりと守り、肩のことばかり考えて毎日を過ごして来ました。

しかし結果は、それでも治りませんでした。

その理由は簡単で、自分のことばかり考えて肩関節のことは結局何も考えていないからです。

私がそのことに気づいたのは野球を辞めるしかない直前でした。

私は野球を辞める時、肩に対して「ごめんね」と言いました。

肩に負荷をかけ続けていたことに気づかす、自分の思いばかりが前に進み、結果的に自分を思いやってやることができませんでした。

練習の内容は周りの目ばかりを気にし、周りに認められるために頑張っていました。

私の野球肩は、そんな自分への忠告だったと今では思ってます。

自分が選んだ道は、周りからどう言われようが自分で考えて決断していかなければなりません。

当然ながら誰も責任はとってくれません。

それにも関わらず、周りから認められる方法をとっていても結果が分からないなら、自分で考えた方法でやりましょう。

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